女だ。ショートカットでスカートを履く女。
小学生のころ初めて物語を書いてから今までずっと何かしらの形で空想を文字にしてきた。
あのときの夢は小説家とサッカー選手だった。
サッカー選手になりたかったのは たぶん 男の子になりたかったからだと思う。担任の先生がサッカー好きで、クラスの男の子たちにサッカーをやらせていたから。仲間に入りたかった。男の子になりたくて一人称を「おれ」にした時期もあった。小学校中学年のときだったかな。
男の子になりたかったはずの私はしかし今果てしなく女として生きている。どこからどうみても完全に女の形をして女の性格をしている。それを不利に使うやり方はしたくないと思いもしている。
そうして小学生のころに夢見た小説家になるという未来をまた夢見ている。
いま、書き物を世に出す時期ではない。だからブログも全然書いていない。1つの物語のために言葉を使いたくなってしまったのだ。
大学四年生になって転換点を迎えた私はまた今なにかしらの小さな変化を迎えている。
人はそうして大人になっていくのだろうか。
さいきん、金色の華奢なブレスレットを欲しいとしばしば思う。
人が大人になるときはどんなときだろうか。子どもの目線を通さなければ誰だって大人ではない。私は私だ………否応無く。
おやすみなさあい