わたしは、小説家になりたいから、自分がいちばん文章が上手いと思っているし、誰よりも面白いものが書けると思っている。もちろんプロを除いて。
だから大学で出会った人たちの小説を 面白いとかとてもいいとか評価したことは実は一度もない。(この表現好き!は ある)
だってわたしにできるのは文章を書くことだけだからだ。それだけだった、中学生の頃から多少なりとも他人に評価してもらえた部分は。
誰かに負けていると、認めることはできない。それは 「本当は負けてるのに負けを認められないぜ」とかでもなく、もっと根本のところでだ。
自分以外のアマチュアを認めるわけにはいかない。自尊心とかプライドとかそういうのは文章に一点集中している。そこを否定されたらまずもって生きられない、だからわたしの人格を否定したいなら「おまえの書く小説は面白くないしおまえなんて絶対に小説家になれない」と言い続けてくれればいい。最初のうちは「こいつにはものがわからないんだな」と流せるけど、言い続けられればさすがにそれが本当のことなのだと思ってしまうだろう。
まあ現段階ではわたしの書く小説はそんなに面白くないし読者向けじゃないんですけどね。
将来的にはぜったい、おもろい小説を書く。小説家になれなくても、おもしろいと読者に思ってもらえるようなものを書けるようになる。
世界で、母親以外にただひとり信用している大人がいて、大学の教授なんですが、その方がわたしの小説を読んでこう言ってくれた。
「人の本質的な孤独や寂しさがわかっている人が、それでも「言葉」でつながりたくて書いた小説だ。」
わたしの目的が小説を書くことそのものにはなくて、書いた結果 誰かとつながること にあるのだとしたら、わたしは生涯筆を折ることはしないだろう。
人間が好きで 孤独を分け合いたくて でもコミュニケーションが下手くそだから 唯一、わたしの、人より抜きん出たものとして、かろうじて、与えられたものが文章を書く力なのだとしたら、わたしはそれを磨くしかない。
頑張るぞ〜
今日の星座占い
山羊座のあなたは どこに行っても混んでてイライラするでしょう
ふたご座のあなたは こないだ落っこちた星を踏んで怪我をするでしょう
水瓶座のあなたは 冬のただなかカマキリの交尾を発見するでしょう
おわりでーーーーす