こんばんは、みなさまいかがおおすごしでしょうか
まあいかがおすごしでもいいんですが
健やかなれ!
きょうはとてもお散歩をしました
15000歩も 大阪の街を歩きました
とても気持ちがよかったです、冬というのはほんとうに散歩に向いている季節だ
そして、散歩というのはお喋りに向いていますよね
街なかの発見というのは、同行者との距離を縮めますし、都会にも田舎にも、パブリックな場所にも住宅街にも、あふれていますからね
でもなかなか、お友達と集まって、わざわざ散歩をしようとはならないですね
みなさんはなりますか?なるなら、羨ましいです
わたしはお友達と遊ぶ機会が少ないので、どうしても腰を据えて食べ物やお酒を交えて、の会合になりますからね
それに、お友達が散歩を好きかどうかを、聞き出すタイミングが難しいというのもありますね
出会い頭に「お散歩は好き?(わたしはふだん散歩と発音する際 お をつけます)」と聞いてしまうと、相手に悪いからです
散歩の好き嫌いを聞くということは、ほとんど百パーセントの確率で聞き手は散歩を好きですし、そうすると 好き、と答えてしまえば散歩をする羽目になる確率が非常に高いわけで
そもそも散歩について好き嫌いで考えたことのない人は、嫌い、と断じてしまうほど嫌いではないかもしれませんし、
だから「お散歩は好き?」と聞くというのは相手を尊重できない結果につながりやすく、非常にデリケートな質問であり、発するのが難しいわけです
そうなると、散歩というのは恋人同士のもの、という意識がわたしに芽生えてしまいつつあります
そうでなくとも、男性とふたりでするものという意識
離れがたいと思ってもらえれば、なんとなく核心を避けてする会話のように駅の周りをぶらぶら、帰路につかずにゆらゆら、一緒にしてくれるでしょうから
女性とするより男性とのほうが、散歩というのはしやすいのかもしれませんね
いやまあそんなトキメキ体験べつにないので想定の域を出ないんですが
女性と離れがたいなら、お茶でもしたいですしね
散歩というのは分類するとやはり世間的には「無邪気」の箱に入るでしょうね
道端の犬のうんこに気づくのは子どものほうが早いでしょうから、いや知らんしわたしもかなり早いけど
大人は誰かと散歩をしたりするのでしょうか
そんな暇はないのかな
きょうは街なかでエイヒレを干しているのを見つけ、
60円でジャスミンティーの売ってる自販機を、門松をたくさん、変な名前で建物の立派な会社を、お好み焼きの匂いのする野菜屋さんを、3つに並走する川を、暗いビルのなかで佇む大人を、東通商店街の終わりを、そのほかにも覚えてないけどたぶんいくつかの面白いものたちを、散歩のなかで見つけました
ひとりで歩くと心のなかでツッコむか せいぜいひっそり独り笑いをするしかないのですが、久々に会った元恋人が、いっしょに笑ってくれたのでとても嬉しかったし楽しかったです
だれかと散歩をして、そのだれかもわたしの面白いと思うものを面白がってくれるというのはとてもいいことだ
会話のきっかけとしてでなく、現れるもの いちいちを撫でて 面白がるだけの なににもならない散歩は、ほんとうに楽しい
だれか また わたしと散歩をしましょう
疲れたらコーヒーも飲みましょう
おわりでーーーーーす