バナナジュースと最強の錦戸亮

 

 

 

「バナナジュース」というのは、錦戸亮が作詞を担当した、横山裕錦戸亮のユニットソングだ。

横山くんが、それまで楽器をできなくてバンドのなかではボンゴを叩いて(というか撫でて)たのを、音楽について蚊帳の外だっしゅつ!というか蚊帳の中へさんにゅう!するため、トランペットを習いだし、盛んにコンサートで発表していた時期の歌であり、

もともとサックスの吹ける(なんでもできる)錦戸と、セッションすべくつくられた歌でもある

また、バナナジュースというテーマは、ふたりを繋ぐのがバナナジュースだからであり(横山くんがバナナ好き 錦戸がバナナジュース作るのうまい)、まあそういったあれこれの多い良曲なのだ。

 

錦戸というのはなんでもできるすごく無敵の男の子で、演技とか週刊誌とかでしか彼を知らない人には ちゃらちゃらしてどうせそんな、音楽の才能なんかないやろ、とか思うかもしれへんやん。

でも違うねん、なんでもできる、パソコンもできるし言葉知ってるしアウトドアもギターもサックスもドラムももちろんお歌も上手で 恥ずかしがり屋さん 白Tとジーパンが世界一似合う 車は安全運転 ダンスもこなすし演技うまいの言わずもがなやし尊敬する人には低姿勢、あげるときりのないほどの長所たち、

女癖が悪くてMCが苦手 身長が170cmしかないという3つしか欠点がなくそれすらかわいい最強の男の子なんですよ。

 

その最強の男の子である錦戸亮が作詞したバナナジュースが最高なんですよ。

 

 

錦戸:悶々なモーニング 寝不足の原因 昨夜見た夢のせいさ

横山:大胆なドレス 覗く白い肌 みんな虜にするイケナイ美人さハニー!!

 

で始まるんですけど、横山くんに女性に関する肌の白さを歌わせるのが乙なんですよ、なぜなら横山くんの肌の白さは背景を透過するほどやから。

 

退屈なウィークデイ 再上映(リバイバル)のウインクで

元気♂になっちゃうのしょっちゅうで

レースは過酷です ライバルは無数

サバイバルに挑むんだ! 負けてたまるか!!

 

次がBメロ!

ここまでのAメロの 錦戸→横山→横山→錦戸 という割り振りは、次のBメロを横山くんに歌わせるためなんやと思うわけです。

 

渋く苦い「ダンディ」落ち着くかい?

「帰国子女」洒落てるね

甘酸っぱい「年下ボーイ」もいいけれど 『俺』なんてどうかな…!?

 

ダンディはわかるけど帰国子女?なんの話?

ってここで疑問が出るじゃないですか。

急に変な言葉出てきた!って。でもまあちょっと待っといてくださいよ。待っといて!ただ待っといて。

次がサビです

 

二人:真・真・真っ直ぐなオモイ 『君』に届くといいな

独りよがりは承知 正直 少し怖くもありますが

バ・バ・バ・バカなふりして そんなバナナみたいな

下手なジョークと甘い言葉 したためてます

 

もうかわいい!もうかわいいでしょ

「そんなバナナ」ってダジャレを使うのが愛らしすぎるやないですか。

ほんで まままっすぐ とか ばばばばか とか キャッチーで覚えやすいし歌ってて楽しいし

で次のBメロですよ!1番のBメロの謎が解けるわけです!

 

大人の味「珈琲」 上品な「紅茶」 可愛い「苺」

誰よりもおすすめさ 今すぐに

ドントセイ エニシング アイ ジャスト ウォンチュー トゥー ピール ミー!!

 

はわわわわー!錦戸の英語の発音かあいいー!

 

じゃなくて、そういうことかー!

「ダンディ」は「珈琲」、「帰国子女」は「紅茶」、「年下ボーイ」は「苺」!

そしてピールミー!!『俺』は『バナナ』!

 

茶店で珈琲飲むのかな!

イギリスに行ってたのかな!小さい頃!

真っ赤になって可愛いのかな!

元気♂になっちゃうのかな!のかなっていうかなっちゃうんやな!剥けてないんかな!いやそんなことはないやろ!

 

ほんで なんでその3つがセレクトされたかというと、大サビでわかるわけです!

 

『バ・バ・バ・バ・バナナ』と『ミルク』で

甘くフレッシュなハッピーデイズ

ぼ・ぼ・ぼ・僕の欲望 君の優しさに溶けてみたい

バ・バ・バ・バナナの憂鬱です

ま・ま・また増えるシミが

思い通りにいかない 現実(とき)は待っちゃくれない

 

『君』は『ミルク』なんですよお!

だから、コーヒー牛乳、ミルクティーいちごみるく、となんでもいけちゃうわけです!

その真っ白な肌で珈琲も紅茶も苺も みんな誰でも虜にしちゃうのです!

 

ほんでちょっと下ネタでしょ全体的に!

そこがまたいいって言うかあ!おしゃれやのに男の歌って感じでえ!

まあシミについては、バナナって放置してたらスイートスポットできるやないですか、そういうことやと思うんですけどダブルミーニングであっても、それは、知らないですけど

 

で、オチもちゃんとあって

終わりかたが

 

君の本音は そんなバナナ、、、。

抹茶くれない?

 

なんですよ。

はあ、彼女は抹茶ラテがいいんだって。

たぶん、バナナジュースは 大阪の文化(らしい)やから、そんな綺麗なお姉さんはべたべたなバナナジュースなんか飲まへんのやろね。

ナナズグリーンティーとかで抹茶ラテとか飲むんやろね。しゃあないなそれは。

モテモテの錦戸も、大阪弁やからって理由でイケナイ美人にフラれたことあるんかなあ、、、ないやろうけど。

 

とか言ってまあ そう、終わりかたも秀逸な すごい歌なんですよ

「ウインクのリバイバルで元気♂になっちゃう」とか、あの錦戸がやで。書ける?ふつう。すごすぎる。

しかもそんなギャップを感じさせつつリアルなんですよ。

 

ほんで間奏とかでふたり見つめあってサックスとトランペット吹くでしょ。

なんやこの幸せは!グラサンにテカテカスーツですよ。横山くんはスタイルよくて男前やし、錦戸は身長以外のすべてを持ってるし、もう降参!

関ジャニ、基本的にテカテカのスーツ似合いすぎ!ふつう似合わへん!なんでそんなもんが似合うねん!趣味悪い色のテカテカのスーツ、コラ!

 

 

 

ほんで他に錦戸の「stereo」っていう作詞作曲本人のソロ曲があるんですけど、その冒頭も紹介しますねリアルなので。

 

テーブルに散らかった紙切れが ひとつひとつ宝物に変わってく かわいい落書きしてくれるから

うちまで送り届けたあと 散らかった部屋を ひとり片付けてる

あれ?なんでかな 全然苦じゃないや

変なキャラクター あんまり似てない似顔絵

綺麗な字で書いた名前に寄り添う 僕の名前

あんまり書き慣れてないね でもそのどれもが愛しくて

 

リアルぅ〜!!

作曲も錦戸で、ギター弾きながら歌ってるわけですけど、平坦なメロディのなかでところどころアップダウンのアクセントが噛み付くようで、感情が妙にこもってて、もはやえっちぃんですよ。

錦戸ってちっちゃいときに自分の名前めっちゃ練習させられて、だから「錦戸亮」ってめっちゃかっこよく書くんですよ。そういうエピソードとか知ってたら特に生々しい!

 

関ジャニのいいところは ひいては錦戸亮のいいところは

こんなにメジャーやのにちゃんと血の通った人間ってことなんですよね

まあそこが悪いところでもあるのかもしれへんけど。

腰振りダンスのとき女のお尻叩くフリしたり 元カノにつけられたあだ名や好きな体位を発表したりするアイドルっていないじゃないですか。なんでいないかって、ファンはふつうアイドルに人間を求めないから。

でも関ジャニは違うんですよ。人間としての自分たちを垣間見せまくっちゃうしそれをファンに受け入れさせちゃう。

だから言葉がほんものに聞こえるし、ほんまに面白くて笑ってるのか ほんまに照れてはにかんでるのか わかる(ような気にさせてくれる)し、身を切って仕事してるんやなあってことが ファンにわかるんですよ。

そんなこと本来はわからんでええねんけど。

 

また「関ジャニ、偶像じゃない」論 語っちゃったー!たはー!すきあらば語ってまうー!

とにかくバナナジュース、いい曲なので聴いてみたらいいと思う!

なにより錦戸の歌いかたもめっちゃいいし!横山くんはかわいい。

 

つぎは関ジャニの六人になって初シングル「ここに」のカップリング曲、「All you need is lough」について語ります

乞うご期待!(どの層に)