自分、陰毛の話 いいすか。
日本人女性(東アジア人?)は世界的に見て ブッシュが豊富であるそうだ。
驚きなのは、あんなに戒律に厳しいムスリムのほうがパイパン率が高い。というよりも、あらゆる毛を整えるのが宗教的に良いとされてるらしい。
当たり前に 西洋圏では 女性の(男性も)陰毛なんて不要なものだとされている。
やっぱり"奥ゆかしさ"かなあ。
腕も脚も盛んに脱毛するのに、VIOとなったら、形整えて毛残すのが主流なのは。
さすがに個人が特定されまくってるこの場で自分の脱毛の話 すんの気まずいからせんけど、
奥ゆかしさってあほらしいなあ。
銭湯行っても、ちっちゃいタオルで絶対 まえ隠すよね。
男の人は知らんけど、女の人はみんなちっちゃいタオル持ってるし みんな 隠すよね。
なんなんやろうな? すでに裸やのに。お尻丸見えやのに。
ほんでその "パイパンやったら恥ずかしい"の共通認識。
陰部は隠すべき の精神。
陰毛ってふつーに不衛生よな?
夏とか特に 現代人のパンツがそもそもぴったりし過ぎてるのに、毛って!そこに毛って!!蒸れるやろ!!
エキゾチック、被支配的なもの、謎めいたもの、女性的なもの。
隠されるものに 支配欲をかきたれられるってやつ。か。
思うねんけど、基本に立ち返るけど、
「パイパンやったら遊んでるって思われそう」みたいな話は わりに昔したけど、
毛ないだけで遊んでるって判断してくる奴と、そんなに意思疎通できひん奴と、寝るなって話やな。
そうなるとやっぱり、対話よりもまずは交配、という若さ、においてパイパンというのは誤解を呼ぶ恐ろしい手段であるのか。
もしかして………人間って……………
歳をとるごとに セックスから遠ざかる……?
だから女性誌とかってあるのか!!!!
はあ〜〜〜
なにも自分じゃ判断できないとき、時代、陰毛を剃りたいなら剃ればいいのにそれがどんな誤解を呼ぶかもわからず、その誤解さえ見当違いであることも知らず、露頭に迷い、寝る男を間違い、って、する若い時代にとって!
女性誌は、なんでも知ってるお姉さん的存在は、大切なんだ!!!!
それが大人から見たらbullshitな、ばかげた流行りを追うだけの内容で、ときにあったとしても!!!
なるほどね〜〜〜
じゃあまあ若い時代はパイパンではないほうがいいのか。まだ判断ができひんし。
いろいろな判断、寝るべき人間と寝るべきでない人間を見定める力、肉体関係を含んだ友情を結べるか否か の 見極め、
もっと言うと、ホルモンをどばーっと出すべき相手がそうでないかの ジャッジ、
それができるまでは パイパンにすべきではないのかね。
まあふつうに不衛生やと思うけどな。
ところでちなみに、「ホルモンをどばーっと」、は、江國香織の小説に書いてありました。
『落下する夕方』という、最高の、でもとっても狂った、お話のうちの一節です。
何日か前、教室の生徒が突然、男と女はどうすれば恋人同士になれるか知ってる、と私に訊いた。
〜中略〜
直人くんは私を見上げ、得意そうな顔をした。当然だというように、
「フェロモンだよ」
と言う。
「男も女もここ一番ってときに相手にむかって、フェロモンをばばばばっとだしてさ、それで恋人同士になるんだ。」
ホルモンじゃなくてフェロモンやった。道理で焼肉のタレ臭いなと思った。
まあとにかくフェロモンですよ。しかも、ここ一番のときにですよ。相手にむかって、ですよ。
香らせるんじゃないんです、漂わせるんじゃないんです、なんとなく勘づかせるなんて甘いもんじゃないんです、ビームなんです、発するんです、こうかばつぐんを、狙うんです。
みんなにモテるのなんて意味がない。
みんなが可愛いと言う………のは意味あるか。
みんなに好かれるのなんて意味がない。
フェロモンは効果的に使うべきなのです。
振りまいても意味がないなんて、でも、知らなかったな。ずっと。
いやべつに振りまいてないですよ。振りまき方知らんし。でも、男の人の前で 女の子たちと一緒にいるときよりも少し可愛くいようとしてしまったのは、あれは、もし自らにフェロモンが一定数備わっているのだとしたら、無駄遣いだったと言わざるを得ないわけだ。
そして最近やっとそれをしないことを学び始めている自分というのはやっぱり、フェロモン的なもの節約、できており、いい感じだというわけだ。
「女っぽい」って誰もに思われる必要ってないんやなあ〜。
自分がそうなりたいときだけ、女っぽくあればいいんやなあ〜。
だからビームを。ビーム発射機を。磨いとるわけです。
いつか"ここ一番"が、自分の身に降りかかったときのために。
人生でこんなにパイパンて言葉打ったの初めてでした。
茂みの奥に隠すこと、そのことに価値を持たせるのは最悪🙌
とはいえ おっ広げて見せるのはセクハラなのでだめですね。
性ってこんなにデリケートでオープンで複雑なのにどうして ジョークみたいになんだろね。
笑えないほど個人的で 全員にとって身近な問題やのにね。
じゃあ!