校舎脇の曼珠沙華

 

 

 

 

 

私、好きやなとか 味方やなとか 仲間やなとか

とにかく心を開いた人って その人の匂いが前よりぷんぷん匂うようになって しかもその匂いを好きになるんです。動物的でウケる。

でもほんとに、好きな人たちの匂いはいい匂い。

ただ単に いい匂いな人もいるけど でも匂いって 生殖的なところに関係するらしいですね。

 

好きな匂いの人とは、遺伝子的に遠くて 好きくない人とは 近いらしい…

って 中学の時の友達が言うてたけど 今思ったら 変なの。

 

遺伝子的に遠い人との方が じょうぶな子どもができるから 遠い人の方がいい匂いに感じる とか言ってたけど

女の子でも 好きな匂い 好きくない匂い 無臭とかあるから どうなんやろうなそこらへん

でも あんま性格合わへんなって人の匂いは 好きな匂いじゃなかったり とかもある。

 

一般論がどうあれ 私は 好きな人の匂いは 好きやなと思った時期から ぷんぷん匂うようになるんです

ずっと嗅いでたい匂いなんですよね〜みんな

匂いフェチなんかな…

 

 

本能で動く人って大好き。

見てて気持ちが良いし。

仲間!という気もする。

 

何もかもに理性的で完璧な人は苦手。

情けなくて不完全な人が好きです私は。

庇護欲を掻き立てられるので。

なんの話。

 

でも実際優等生ってめんどくさいですよね。

私はあまり好きじゃないです。

 

あの、小学生のときおった やたらめったらまっすぐぴんと挙手するような奴とかね。

あと 先生が 静かに。って言ったとき 率先して 静かにしよう!とか言う奴とかね。

 

めんどくさいよね。巻き込むなと思ってしまうね。

 

あの〜小学生の時のといえばね、砂いじりすんなとか言う先生、

うるさいんじゃって感じでしたね、

こっちは 砂をいじりたいねん文字書きたいねん透明な粒探してんねん

手頃な 小さすぎず大きすぎない 人に当てたらギリギリ感知されるサイズの石粒も探してんねん

 

まあ わたし 小学生の時友達いなかったですけどね。

ていうか覚えてない。

今でも インスタとか 小学生の時の友達ぽい人と繋がってるし たまにコメントとかし合うけど

失礼な話友達やった記憶がない。

 

私は 今でこそ一人でサークルの例会にさえ行けないですけど

小学生の頃は一人で運動会の練習を仮病使ってサボって ポカリ飲ませてもらいに行くような奴でしたからね。

 

あのポカリの味。

極限に薄められた ポカリとは言えない飲み物やった。

あんなものを飲みたいがために 私はあの なんかよくわからん事務所的な休憩室の ソファで しんどいふりをして寝てたなんて。

 

今の自分なら 運動場に行く途中の自販機でポカリを買ってから練習に行ったでしょうね。

 

そうそう。

お私立の小学校だったので 第二グラウンドという 広いグラウンドが 小学校から少し離れたところにあって そこで運動会の練習やら運動会やらしてたんですね〜

懐かしいな

 

お私立の幼小中出身の私は 公立の高校に全然馴染めなかったですね…

この 一人で行動できない今の病的なまでの自意識過剰は 高校で培ったと思います。

 

ハーゲンダッツを買うだけで へえ、さすが金持ちやね とか嫌味っぽく言ってくる 恐ろしい人たちのいるところでした…

それにいちいち傷つく私が馬鹿なんやけどね。

 

なんかちょっとでも変なことしたら「あのお嬢様学校の出は違うわ」とか言われそうで

いや そんなにみんなに見られてるわけじゃないんやろうけど でもね 実際ちょくちょく言われたから そりゃあ 気にしちゃうじゃないですか

 

怖かったな〜

あの高校。全然好きじゃなかったな〜校風とかほとんどの先生とか。生徒も苦手な人が多かった。

 

でも 雨の日の職員室の前の廊下の暗さとコンクリートの冷たさ 漏れてくるコーヒーの匂いは なかなか良かったな。

あと、中庭にあった大きなイチョウの木も。

わけのわからん丸い校章の形の池に 冬に氷が張るのもよかった。

職員室の前の机の ちゃっちい蛍光灯も

 

公立高校然とした公立高校だったな〜

漫画やらアニメみたいで わりとよかったな 見た目は。

 

きちゃない色になってた上履き、わざとぶかぶかのブレザー

めちゃくちゃ好きやった先生のタバコとコーヒーの匂い

 

 

 

なつかc、、、

 

今思ったら小学校の時も中学の時も高校の時も

学校も先生もだいっっっっきらいでしたけどね

 

過ぎ去ってしまえば懐かしくなってしまうんですね

 

 

授業中にみんなで隠れて食べたホールのアップルパイ

授業中に必死に荒らした学校裏サイト

取り上げられたガラパゴスケータイ

補習中に読んだスケットダンスが面白すぎてうずくまって体調悪いのと先生に聞かれたこと

 

高校受験をする異端のくせになってしまったコーラスコンクールのパートリーダー

それゆえに 机の上にトイレットペーパーを置くという馬鹿な嫌がらせをされたものだな…

 

これは中学の思い出です。

ずっと誰かと喧嘩してたけど楽しかったな

 

楽しかったなんて言ったらあの時の自分に失礼かいな

しんどかったもんな〜多分その時はその時で。

親が離婚した時は 泣いたな〜中二の時やったかな〜

 

今の自分も 未来の自分からしたら「あの時の自分は若くて愚かやったな〜」になるんでしょうね。

でも、若くて愚かでどうしようもなかったけど そういう自分があってこその今の自分ってことも

今の自分だって若くて愚かで馬鹿やってことも 忘れたくないですね。

 

忘れたら 私のだいっきらいな 大人になってまう。

 

嫌な大人というのは 自分の世界や考え方が 中心やと思って

子ども一人一人に 考えがあるのも知らずに 押し付けてくるし

いいとか悪いとか うるさいし

なにより最悪なのは 自分がよくないということがありうることを忘れてる奴のことだ!!

 

ぜーったいに そうはなりたくないわ〜

 

そうじゃない寛容な大人もいるから

私はそっち枠になりたい

 

aikoが年齢にまったく相応しくない可愛らしさなのでaikoになりたい それかうちのママみたいな人になりたい

 

私は あの頃より大人に、自由になったというよりも

ストッパーが外れた、っていう感じやな〜

 

まだ固まってないチーズケーキを型から出したみたい

台所に どぺーっと どこまでも広がっていってしまうみたいな生き方だ

 

 

人が死んで 失うのはその人だけではないです

その人との間に生まれた自分も 失う

その人が大事な人であればあるほど 失う自分は大きい…。

 

言い訳にしてしまえば 言い訳なんやろうけど

私にとってはそれは身をもって感じ続けてる事実ですなあ

 

 

もう4時半、いや 4時半て。

 

みんな寝てると思うけど おやすみなさあい