ファインダー越しに

 

 

 

一眼レフ欲しいですね。

わたし、昭和大正レトロとか 廃墟とか 寂れた温泉街とか 大好きなんですよ

そういうの 撮れたらほんとに楽しそう

 

高いですねでも一眼レフ。

バイトすることを前提で買わないとね

五万六万かかるでしょう?

誕生日プレゼントとしてママンに頼むのは気がひけるしなあ、、、

半分出してもらおうかな??

 

最近、大阪DEEP案内というサイトの記事を読み漁るのにハマってるのですが

そこでもやっぱり「飛田新地」というのはフィーチャーされてて

知ってますか?飛田新地って、まず。

 

かの有名な西成区に この時代に未だある 遊郭の残りみたいなやつです。

通り全部が 料亭と銘打った売春宿なところなんですけど

売春は法律で禁止されているのでお客さんと遊女は 「恋をして 行為を致して 恋が終わって 帰る」という設定の元で 致すんですよね。

なんか素敵じゃない?馬鹿げてて。おもろいよねえ

 

異様なんですよね。その通りの光景。

 

一度、西成区でガソリンスタンドを探してる時に 偶然、迷い込んだことがあるんですよ。

夜と夕方の間くらいの時間に。

びっっっくりしました。

 

道路に向かって開かれた店先に 座ったおばちゃんと ピンクに照らされた若い女の人。

目があって、ビクッとしてしまいましたね、怖かったなあ

異様な場所だ。

 

女の人が通れば 罵声が浴びせられるらしくて 男の人はお客さんとして歩けるけど、女1人では絶対に行けないんですよね

そんで 写真撮影も禁止やし

ミステリアスな場所ですよね

あの光景を一度でも見てしまうと どうしても 魅せられてしまうなあ

 

大正時代から ずーっと、同じ場所で 同じ建物で 同じ行為が行われてるんですよ

建築物としても 興味深いですよね

 

飛田新地で一軒だけ ほんとの料亭としてちゃんと営業してあるところがあるらしくて

そこなら 大正時代からの建物も 女のわたしでも見られるだろうから 一回は行きたいですね。

 

一眼レフを持ったって 飛田新地は撮れないけど

レトロなものって大阪って 都会であるにも関わらずたくさんあるやないですか。

そういうの なくなってしまう前に 自分の目で見て、それから綺麗な画像として コレクションしたいですよね

布施にも そういうスポットは あるらしいし 弥刀も廃墟やレトロ建物だらけなので

カメラ片手にウロウロしたいです。

 

空から降ってこないかな

一眼レフ。

 

 

では おやすみなさあい

 

 

寝言って刹那的

 

 

 

がーまんーはしーたよ もーいーだろ、ゆきたぁあぁああああーあああああああっあい♬

 

阿部真央のふりぃってすごぉくいい曲ですよね パワフルだなあ

重い女の子の歌からこんなにパワフルガールな歌も歌えるなんて すごいなあ 阿部真央

 

 

 

 

 

 

某友達の nanaを聴いていたら 風味堂の歌が出てきて嬉しかったです

わたし、このブログのIDがnico-fuumiなんですけど nicoNICO Touches the Wallsでfuumiは 風味堂なんですよ

結構前からなんとなく使ってるあれなんですけど、あるじゃないですかメアドとか そのとき好きなアーティストにするとかそういうやつですよ

 

2007年のザ・プレミアムカルピスのCMソングが風味堂の「そっと lovesong...」という歌だって そこからもう一目惚れですよね

 

ザ・プレミアムカルピスCM - YouTube

 

聴いてて こんなに穏やかで幸せになれる曲って あるのか!?っと思いました。

自然と体がゆっくり横揺れするというか

 

それで 高校受験の年の9/11に、奈良の若草山でやってたFM802のイベントに行った時に 初めて生で聴いたんですよね。

ちょうど 孤独な受験で精神がすり減っていたときに 渡さん(ピアノボーカル)が出てきて一発目に 「ナキムシのうた」の冒頭のピアノを弾き始めた瞬間、だーっと涙が溢れましたね

 

風味堂 - ナキムシのうた - YouTube

 

これです。

 

いつも聴いて どっかで支えられてた曲を 今現実にステージで 歌ってはる…!って思ったらもうやばくて やばかったですね。号泣。

 

ピアノがめちゃ良くて ジャズ調の優しいピアノが。

それで 歌詞も声もメロディもよくて、だからつまり最高なんですけど

優しいんですよね〜〜やっぱり おじさんバンドだからか知らないですけど優しいんだ〜〜

 

最近聴いてなくて でも 久々に聴いたらやっぱり良かったので嬉しかったです。

 

ピアノね〜〜ジャズピアノ弾けたらちょうかっこいいですよね

風味堂の歌で、「酒とタバコとピアノそしてすぐ側に 君がいればいい」って言ってて

くぅー!シビれるねぇ〜〜っ!と思いましたね

そういうおじさんは最高だな

 

おじさんは最高ですよね基本的にね

シングルマザーの家庭で育った女の子は、おじさんが好きになるらしいですよ

どっかで 父性を求めてるんだろうな〜

クズな母親の元 生きてきたうちのママンも おじさん好きですけどね。

ジョージクルーニーが一番好きなんだって。あとは渡辺謙とか。

 

でもそうね〜〜おじさんには 多分古い考えやと思うんですけど

タバコ吸いながらスコッチ飲んでて欲しいな〜

いっぱい飲んでも全然酔っ払わないの。

それでスーツをさ〜 ネクタイ無しでシャツはだけて(いやらしい感じではなく)着ててほしいよ

おじさんは最高。

ジョージクルーニーかっこいい わたしには年齢高すぎるけど。

 

男の人というのは いいですよね

鍛えれてば年重ねるほどかっこいいし

白髪混じりになったってしゃんとしてれば汚らしくないしね

 

わたしは総白髪のおばあさんになりたいですね

いや、やっぱり老害になってまで生きたくねえな

地元の友達と おばあさんになったら一緒に「もんじゃ屋さんを併設した駄菓子屋さん」をやろうと約束してるので それを果たしたら死にますよ あたしゃ

 

では おやすみなさあい

 

 

片膝ついて 花でも添えるかね

 

 

 

みなさんこんにちは 昨日と打って変わって今日は寒いですね

日光は暖かいから サンルームのある家に住みたいな、という気持ちが湧きがちな1日になりそうですね。

 

わたしね〜 ケツメイシがすごく好きなんですよ。

小学生の頃からアルバムはちゃんと全部聞いてて それで去年の母の誕生日には KETSUNOPOLIS10(ケツメイシの新しいアルバム)をプレゼントしたくらいなんですけど

 

その収録曲のね、最後の曲、すごくよくて

『君とワンピース』という歌で

もう題名から良いじゃないですか。

ワンピースってすごく、ね、女性的で。

少女的てもあり大人的でもあり すごくよいお洋服で、それで当然君とワンピースは名曲なんですよね。

まず手拍子で曲が始まって、それから楽器入って サビ↓から歌が入るんですけど

 

ワンピースが似合うぜ

腕を組んで歩いて ちょっと近場のお店へディナーへ 行こうぜ

同じテンポで歩いて 今夜君をエスコート

出会った頃の二人みたいに

 

もう、既に良いじゃないですか。

良いんですよ。

多分、だから結婚して(あるいは大人のお付き合いして)だいぶ経ってて 付き合いたての頃なんかはデートでしか会わなかったわけだから

君は張り切ってワンピースだってよく着たりしてね。

 

大人の女性にとっては 多分子どものそれとはまったく違って ワンピースって特別な外着だと思って

それをちゃんと褒めてるじゃないですか

ワンピースが似合うぜって。かっこいいよな〜

 

あと、近場のお店に行くだけやのに ちょっとおめかしして 腕を組んでね、そういうちょっとしたお出かけだって 楽しいイベントになるんだよって言うのを 長い付き合いの中で忘れてないっていうのが素敵ですよね。

 

でもねこの歌が大好きな上で 一個だけものすごく気に入らない部分があるんですよね

 

二個目のサビ前の 歌詞 大蔵さんが歌っている部分なんですけど

 

その髪型もいいね ネイルも綺麗

 

いいじゃないですか

髪型変わってるのに気づいてくれてね。ネイル褒めてくれる男の人なんてなかなかいなさそうじゃないですか?

 

今日は休みが合った 久しぶりのweekend

 

なるほど、だからプチお出かけなんですね。

そういうのを喜べる人はいいですよすごく

 

この前ごめんね 急な用でドタキャン

 

まあね しゃあないね大人やし色々あるやんね

と、思うに留まるわけですここまでは。

次ですよ問題は。

 

色々あんの 埋め合わせどうかな…

 

いや、わかってんねん。

色々あんのなんかわかってんねん。

言わんでええねんしゃあないやろ感出すな。

 

すっっっごいイラッとくるんですよねこういう一言多いの。

大蔵には悪気は多分ないんですよ、ほんまに申し訳ないと思ってると思う。

埋め合わせだって、どうかな…って下から来てるわけやし、誠意はありありと伝わるんですけどでもね

 

「この前ごめんね 急な用でドタキャン」

 

の時点で、

うん色々あるからしゃあないね

って思うじゃないですか普通。

付き合い長いんやったら 多分これまでもそういうこと あったんやろうし 了承済みで大人になっても一緒にいるわけやのに

 

「色々あんの」

 

って言うことによって 「俺にだって色々あるしそれは予測不能で君との予定をドタキャンするのはしゃあないことやってんから(怒んなよ)な」

みたいな、いやさすがにカッコ内は言い過ぎかもしらんけど、わたしにはそう とれるわけですよ。

一言多い!!それがなかったら 埋め合わせどこに連れてってくれんの?♡ とでもなるでしょうにね。

こんなん言われたら わたしやったら 大蔵さんに 「いや、しゃあなかったことぐらいわかってるから。」って冷静を装って言いますね。

 

かくいうわたしもかなり 余計な一言言いがち、言い過ぎがちなので 気をつけなければならないわけなんですけどね。

 

この部分以外は最高の歌なんですよ。

若干、「男の浮気は遊びやから許せ」感あるんですけど、まあ気にならないとして。

大好きな歌の1つです。

KETSUNOPOLIS10も良曲揃いのアルバムでした。

車に乗るときは絶対にかけます。

ケツメイシ大好き、最高、大蔵さんも大好き

 

では、おつかれさまあ

 

 

 

今日という日

 

 

今日(2/20)で妹が亡くなってから二年なんです。

十年のような二十年のような二年でしたね。

幸せになりたいというのは誰しもにある願望ですけど あんな悲しみを味わってしまえばもう 無理かなあっと思ってしまうんですよね。

妹にはこれからがないのに わたしにはこれからがあって それで幸せと感じる瞬間だって あってしまうんですよ

生きてることも嫌になるね

泥沼のまま 妹はずっと中学生のまま わたしだけが大人になる

堪え難い生き地獄なんですよね〜よく考えたら。考えないように考えないように生きてるわけで

それで、だから この時期はもうだめですよね

寝て起きるのが怖いな 恐ろしいな

 

おやすみなさあい

くしゃみ、おだいじに

 

 

 

 

はっくしゅん

に対して アメリカ?では ぶれっしゅー。と言いますよね

 

breath you

神様が幸せを運びますように的な意味でしたっけ

 

日本では

はっくしゅん糞食らえ!

とかって自分で 言いますね

悪いものが寄って来ないように汚い言葉を使うとか。

 

あ、そうそう

さっきべろべろに酔っ払った状態でコーヒーを飲んだら ブラックでもいけたのが嬉しかったです

 

 

 

 

 

本当はわたしは 誰に対しても嫌悪感を持たず 仲良くお話したいんです

本当はわたしは 誰のことも嫌いたくないんです

本当は 誰も恐れたくない

 

そんなこと わたし自身 自分で わかってるんです

本当に 何を望んでいるかなんて。

 

こんなはずじゃなかった

じゃあどんなはずだったのかって話で

 

たとえばわたしは中学生のとき 誰に対しても親友のような心持ちで接していた

誰の悩みだって聞きたかった、一緒に解決したかった みんなと 笑っていたかった

家庭に問題があったって オモテでは笑ってみんなと過ごすわたしでいたかった。それが格好いいとさえ 思っていた

 

高校生のとき 知らない人種の人たちと出会った

クラスに、小さな共同体の中に男の人がいるということだけでいろんなことが変わった

分かり合える人と分かり合えない人がいることを学んで 自分のようなものにとっては分かり合えない人の数の方が多いことを学んだ。

妹が親友だった。

 

大学生のいま 親友を失った 中学のときの友達のところへ 帰ることもできなくなった 退路を断たれた

それでも前へ進めなくて

世の中には 自分と分かり合えないどころか話さえ通じず 自分に害をなす人間もいることを知った

異性と関わることを知った たった一人を大事にすることを知った その難しさも。

そして自分が本質的に独りぼっちだということも 知った、ようやく。

 

こんなはずじゃなかった

でも じゃあどんなはずだったんだろう

 

漠然と 未来は楽しいと思っていた

中学生の頃は高校生になりたかった

高校生の頃は大学生になりたかった

大学生のいま、なりたいものはない

 

いまわたしは 結果にいる

過去のわたしの結果に

 

今からどこへいこうか

足踏みしている

前までは足踏みしてたって よーいどん!のピストルが鳴る時が来たけれど

今はもう ピストル鳴らしてくれる人もいない

ゴールテープもない

 

でも 生きてるから生きるしかなくて

難しいけど 誰かを通して自分と向き合って 愛さなくちゃいけない

 

死という保護者が迎えに来てくれるまで。

死ぬのは怖い 怖いのは 母親を 少しの周りの人を悲しませるから

わたしが終わるとき 怖いのは終わることじゃなくて 周りに悲しみが残ってしまうこと

終わる前より終わった後の方が安らかに決まってる

 

『恐れていることが起こってしまった方が 起こる前より少なくとも安心だ。』

 

江國香織さんは いっつもわたしに真理を教えてくれる

 

 

 

なんか宗教みたいになっちゃった

寝なきゃ寝なきゃ寝なきゃ、明日は週に一度の朝から練習の日。

 

おやすみなさあい

 

 

はい、どうぞたくさん食べて!

 

 

 

朝ごはん。

素敵な響きですよねえ

朝ごはんを一緒に食べる相手は、特別な相手なんですよ。

だって 同じ屋根の下 眠ってたってことですもんね。

 

わたしは 基本的に朝ごはんは 食べないわけなんですが(なにしろ朝が遅く)朝ごはんのラインナップというのは 大好きですねえ

ご飯に シャケ 明太子 味のり お味噌汁

パンに バター イチゴジャム 目玉焼き ウインナ

 

高校の頃は、毎朝きちんと朝ごはんを食べてました

なにしろね〜!食べとかないと 4時間目の時のお腹の鳴りが やぁっばいの!

ぐきゅるるるうぅ〜っと、鳴るんですよね!

思い出したぁあああ ああう 高校のときの黒歴史の1つですね、お腹の鳴りは。

テスト中とか もうね〜静寂の中 力の限り鳴くわたしのお腹の虫。

 

だから 2時間目と3時間目の間にも なにかしら食べてましたね。だからデブ。

 

基本的に 朝ごはんは ベーコンエッグか ウインナエッグ?でしたねえ

ああ〜、お腹すいて来た

それと ホームベーカリーで焼いた食パンです

半熟の黄身を つけて食べるんです

 

でもさ〜やっぱり ホテルの朝ごはんってほんとに好きですねわたし

旅行に行ったときに お昼ごはん晩ごはんはお外で土地の有名なお料理屋さんだとか ご当地グルメだとかを食べるじゃないですか。

それも 大好きなんですよわたしなんてったって Twitter Instagramで テイストメイドを見、漫画アプリでは お料理漫画を読み、本では お料理題材の作品を読む 暇あればクックパッドでレシピを検索し、お腹が空けば食べる、そういう人間なので

食べるために生きてるわけで

だからそう、お外で食べるご飯も ほんとに大好きなんですけど

旅行中 どうして早起きできるかっていうと 朝ごはん

 

あーーーれはねええもおおだあいすきですね!!

だあいすき!!

あの〜ほんとに あれね!

お味噌汁ね!自分で カラッカラのお麩とわかめとネギ入れて!

スープ入れからお出汁入れて!

ほんで あの 和食洋食混合した感じね!

ウインナもお味噌汁も卵焼きもベーコンもあるし!

あと、何気にご当地のものが入ってるお料理あったりね!

 

テンションが上がってしまいましたね。

やっぱり そんな 朝食バイキングなんて 非日常の極みみたいなとこあるじゃないですか。

とりすぎちゃうね。

お粥も果物もウインナもサラダもベーコンも なんなら麻婆豆腐も 食べたいよ〜 食後のコーヒーも2杯飲むよ〜

 

でもわたし 毎朝 朝食後にお腹壊すので

バイキングで たらふく食べすぎて 余計にお腹壊します

お部屋までダッシュ。

汚い話してもうた

 

なんにしろ 食べ物はいいですね。

いやほんとに、ほんとにね〜幸せが形になったもの それは お料理ですよ。

愛も正義も目に見えないですけど お料理は目に見えるだけじゃなく 食べて美味しい!

 

だからわたしは食べるのが好きです そして 太ります

もう 因果です これは だって食べるのがこんなに好きなんだもの。

 

あー、旅行に行きたいな。

でもねバイキングじゃない朝ごはんも好きなんですよ

そんなに遭遇しないけどね。

前までは そやね バイキングじゃないやつが好きだったかなあ

前から食べること 人より好きだったけど こんなに 執着!にまでなったのは 大学生になってからかもしれない

バイキングは 好きなもの好きなだけ ちょっとずつたくさんの種類 食べられますから

だから いいよね

 

オレンジジュース アップルジュース ミルク コーヒー ウーロン茶

バイキングの飲み物たち

あ〜、好き!!

 

 

食べ物の話してたら お腹の虫が疼きだした…

寝なきゃ……

 

おやすみなさあい

 

 

お月様の魔力、がおがお

 

 

これは ほんまに しつこいっと思われるくらいに 言ってることなんですが

わたし、江國香織さんがだいの大好きなんですよ。

長編は ほぼ読んでるくらいに。

 

絵本作家?童話作家?として デビューされた方なので

文体も 優しくて。

まったく 過激な なんというかな 攻撃的なところのない文章を書かれるんですよ。

 

初めて読んだのが、『チーズと塩と豆と』という、アンソロジーだったんです。

その本は すっごく素敵な本で 何回も読み直してるのですが

題名の通り、食べ物を題材として 四人の作家さんたちが それぞれヨーロッパのある場所を舞台として 短編?中編?小説を書いてはって。

その全部、素敵やったんですけど 他の作品を読んで一番 好き好き好き!ってなったのが江國香織さんやったんですね。

 

で、一番最近読んだのが『抱擁、あるいはライスには塩を』という 上下二冊で完結の長編で、それはそれは よかったんです。

あのね〜

すごく変わったお金持ち家族のお話で。その家族をとりまくあれやこれやを 記した体で、なんやろな〜言語化が難しいな

そもそも文章が好きなので 読んでるだけで至福、なとこあるんですが

この作品はラストがすごくよくて、読み終わったとき、幸福感とか虚無感とか寂寥感とか満腹感とか なーんかいろいろすごくたくさんの感情になったので

大のおすすめですね。

 

こんなに好きやけど 短編は読まないんですけどね。

長編がほんとに全部読み倒してしまったら、読みます。

 

短編小説の、気軽さと ぎゅっと詰まった濃い味な感じは それはそれで好きなんですけどね

やっぱり 長編の方が好きやな〜

 

江國香織さんの小説は 全体を通して わたしってわたしでも いいんかな〜と 思える作品ばかりで

自分と 似ている人も出てくるし 似ていない人も出てくるし

あー!理解できる!という 人も

はあ〜おるおるこういう奴… という人もいて

その誰もが "らしく"いることを許されてるんですよね、江國香織さんによって。

 

その誰もが ほんとうに孤独で でも 独りぼっちではなくて

穏やかで激しくて自分勝手で愛に溢れてて自由で束縛されてて

でもちゃんと生きてるんですよね。

それはたぶん 小説の中の世界だけであって でも だけではないと思って。

こんな風に生きてちゃだめですよ〜ともしかしたら言われてるのかもしれないが わたしには こんな風にもどんな風にも 全然生きれちゃうんですよ〜 と言われてるような気がして

 

そんなこと 教えてくれる本なんて

あるいは 教えてくれる大人なんて

今までいなかったから。

わたしにとっては 救いですらあったんですよね〜。

 

時期も時期で たしか 妹が亡くなったあと、わたしが馬鹿みたいに小説の中の世界に逃げ込んでたときだったから。

 

娯楽小説、恋愛小説、と言えば全然そうなんですけどね。

 

 

 

 

 

 

さて、お外の話。

お月様が 普通じゃなく綺麗であること、みなさん知ってますか?

ここ2日のことなんですけど

どうかな、雪で見えなかった地域ももしかしたらあるかもしれない。

 

昨日は わたし 映画館からチャリ漕いで帰ってる際に 出てるお月様があんまりにも綺麗で ちらつく雪の中 凝視しましたね。

ずっと見てると ほんとに お月様がかけがえのない何かのように見えて来て

すごかった、お月様の魔力ってほんとにあるんだなっと思いました

 

今日も、母の運転する車の中、ちょうど生駒山のドライブウェイで 大きな大きなお月様を発見して 母と二人で うーわーー!!と 叫んでました。

明るかったな〜、雲が 月光を浴びて キラキラしてて素敵でした。

 

夜の雲は不穏ですね。

分厚くお月様も隠してるときの 雲は べったりと 空に君臨してて 星を隠してるもの としか認識できないけど

まばらに出た雲が 月光に照らされて見えるのも 暗い空に不気味です

 

好きですけどね 夜の雲。

お昼の雲は 特別 好きでも嫌いでもないけど。

 

曇天が好きな人っていますよね。

わたしは お昼は晴れてる方が嬉しい派です。

おでかけとスニーカーと太陽!

でも、起きた時に 曇りのせいでお部屋がずどんと暗いのも たまには好きですけどね。

 

外出予定のない日の雨は最高。

ひたひたと静かで でも自分は絶対に濡れることない安全な場所にいる、という心強さ

 

豪雨だって好きですね

わくわくします ゴロゴロ、雷どこだ!?あっちに落ちた!絶対いま、落ちた!!電気消して!雷にばれないように!!

 

昔、雷がビデオ再生機…ビデオ…ビデオデッキ!に落ちて 壊れたことがあります。うんと昔。もうなにも覚えてないほど昔。

 

もうなにも覚えてないほど昔で、覚えているシーンは3つあって。

ビデオデッキ落雷事件はたぶん、それでも時系列としては 最近の方で

あと2つは 赤ん坊のころ。

 

1つ目は、両親の喧嘩。わたしはベビーベッドにいた。内容までは覚えてないけど 確かに二人は喧嘩してたなあ。

2つ目は、母の友達の 爪。何色かは覚えてないけど、母に抱っこされたわたしに伸びて来た手に、マニキュアの濃く塗られた長い爪がすごく怖くて 今でも 彼女のことがそんなに好きではない

 

忘れてても思い出せること。

赤ん坊のときに住んでいたところは お湯が出なくて洗い物が辛そうだった母。

 

泣いてしまうな〜

そういう、蔵の中のことたちは。

しまっておいた方がいいんですよ、恐ろしい

わたしには まだ全然、恐ろしいです。

 

あ〜、わたしは やることがあるので まだ寝られないですけど 

みんなはどうか 昔の記憶に潰されないように すっと眠れますように。

 

おやすみなさあい