スタバの大学生ぇい

 

 

 

もうやめてくれよ、おい、なあ

尊敬できる点のないただ自分より先に生まれただけの人間のこと先輩と呼ばないかんのか、お前らは

飲み会の話しかできんのか、〇〇先輩の話しかできんのか、もっと実りある話をせえよ……

 

 

と隣の女子大生たちおそらくなりたて、の話が嫌だ嫌だと思っても耳に入ってくるので思う。

なあ。自分というものを持てよ。

 

でも自分もそうだったのである。1回生の頃は付き合いにお酒が必ず絡む、年上たちの魅力にキラキラしていたし、色とりどりの私服がチラチラひらひらしている緑あふれる構内、に目をピカピカさせていたのである。

恥ずかしいけれど 仕方ないよな。いや恥ずべきことだと思うよ。でも恥ずべきかどうかなんてわからなかったんやから。だれも彼女たち(わたしを含む)を責めることはできないよ。

環境に適応するのに必死なんよな。客観的になってる暇なんかいっこもないしな。みんなと同じにしてればとりあえず馴染めるんやからな。

 

願わくば、彼女たちが大学生であるうちに、きちんと自分の頭で物事を考えられるようになりますように………

タバコを吸う年上の横でにこにこ相槌を打つことが全てだと思い続けて大人になりませんように。

お酒の流れで夜を共にすることが正義だと間違っても思いませんように。

みんなと足並みを揃えながら、自分だけ抜け駆けしているようなつもりになんてなりませんように。

YouTubeTwitterまとめサイトだけで事実を断じてしまいませんように。

女として見られることだけが人間としての存在を肯定されることだと勘違いしませんように。

自分だけが自分を最強だと思えるのだから、自分だけが自分を最強だと思えていますように。

 

みんな健やかであれ〜。

ちゃんと育てよお願いやから、くだらないつまらないままで大人になるなよ。

頼むよ、読書をしてお酒を飲んで異性と喋って身体を大事に、麻雀やビリヤードなどの大学生じみた遊びをしたり、夜の公園で桜を見たり花の名前に詳しくなったりしてくれ。

失敗を重ねてくちゃくちゃの新聞紙みたいに見える大学生活を送ってくれ。

お腹の脂肪みたいな生活を送らないでくれ。

 

 

 

 

おつかれさまあ

 

 

追伸、エンタメ小説を書けるようになりたいと思ったけどいろいろ考えないと書けなそうなのでやっぱりやめです。純文学目指します。