全集中!あやの呼吸!

 

 

2020年 大振り返り大会〜〜〜yay!!

ひとつの単語にふたつ”大”がある〜〜〜!!!パフパフ

いつものように私生活垂れ流し芸ですよ!

 

今年の漢字」って知ってる? 今年の「今年の漢字」って、ぜんぜん声高にアナウンスされてなくない?

「密」らしいですよ!

三「密」の「密」、政治判断が「密」室で行われたということからの「密」、芸能界での「密」会報道……から、選ばれたらしいですけど。

無理やりやんね!今年の漢字について書いた三行ぐらい完全に要らんかった!

よく、清水寺でお坊さんがおっきい筆持ってる映像見るけど、今年見いひんかったなあ。そもそもテレビを真面目に見てないからかな。

 

じゃあ写真とともに今年の振り返りしていこうかなあ〜

 

 

一月、レインクーバー

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一月一日というタグのついた写真がこれしかなかったんやけど、真冬の北緯五十度でする格好じゃなくない?

お母さんが二日間くらいだけ訪れてくれて、せっかくやしということで旧市街てきなところにお散歩しにいったときの写真だね!

当時、二十四時間営業のカフェで働いていたのですが、クリスマスに思いっきりニューヨーク旅行をしたせいで年越しにシフト入れられたんだったなあ

カナダの人たちは、あんまりニューイヤーデイを特別視していなかったので、年越しの瞬間にちょっとカウントダウンをしてハイタッチし合ったぐらいでした。私にとってはある意味すごくスペシャルな年越しやけども。そのまえは母と韓国で年越しやったから、私たち二年連続で日本にて年を越してないということになるなあ。

母は、客席に当時の私の彼氏と座っていて、あけましておめでとうを言ったらダウンタウンのホテルに帰って行きました。

一月のバンクーバーは ふだんなら雪降らないのに、降雪量すごくてとても静かだった。

何回かスキーに出かけて、ダイヤモンドダストを見た。とても神秘的やったなあ。

スキー場の立地が世界でも珍しく、ダウンタウンに近くて、雪山から見下ろすささやかな夜景がキラキラ、自分の濡れたまつげ越しに見えて(かなりロマンチックな脚色をしているのかもしれない)とても素晴らしかった。

 

二月、まだ寒い濡れたバンクーバー

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食材かきあつめて恵方巻きをつくった。

二月も半ばになるとチューリップの芽が出てきたりして、暗くてどんよりしてしかも寒い、バンクーバー式の冬にうんざりしてた私にはとっても救いだった。

太陽のありがたみを知ったのもバンクーバーだったなあ。ソジュという韓国のお酒の飲み方を知ったのもバンクーバー

当時の写真見てたら、食べ物のものばっかり。元恋人がお料理好きで、私も食べ物が好きなので、私の夜シフトの日でも夜中十二時すぎから台所を使ってガタゴトやっていた。他の住人には申し訳ないことをしていたなあ。

二月の終わりに私はフルタイムでやってたアルバイトを辞めた。今までの人生でフルタイムで働いたのはバンクーバーでだけだ。すげえ〜。

自分が、働くことをそんなに嫌いではないということもバンクーバーで知った。じっさい、エネルギッシュに働いてそのぶんお金をもらえるというのは、なんというか職種もあいまってしっくりくることだった。チップ制度を好きにもなった。目の前で小瓶に小銭を入れられるのはなんというか嬉しかったし。

 

三月 暖かくなり初めのバンクーバー

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桜みたいな木が植わってて綺麗だった。

2019年の春と夏を過ごした、ケロウナという町に旅行をした。美しい土地。白人の場所。

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余談だけどとても髪の毛が長かった。もう二度とこんな髪型にはしない。

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そして三月の半ばに、私は日本に帰ってきた。あのときは、二週間もすればカナダに戻るつもりだった。飛行機もとってたし。

日本でみる春の訪れたちは美しく、香り高い沈丁花、膨らんだコブシのつぼみたち、スターバックスカップに散る桜、を楽しんで母の彼氏にお肉を食べさせてもらったりブランドもののカード入れを買ってもらったりして、ほんとに一時帰国のつもりやったのに。カナダにて私を待つ恋人とふたたびルームシェアの毎日に戻るつもりやったのに。

そうはならなかった。

日本に戻ってこなければ元恋人と別れることもなかったと思う。あのときも、毎日のようにカナダと日本の十二時間の距離を超えてスイッチで遊んでた。

信じられないほど不安定な日々の始まりが三月だったな。

 

四月、桜が咲いても楽しめない日本での春

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ママとご飯を食べにあちこち回った。妹の誕生日を母といっしょに祝えたのは、でも、よかったな。元恋人も帰国して、いっしょに上本町に部屋を借りてちょっとした同棲生活みたいなものをした。楽しかった。

いろんなものを食べて、つくって、深夜に散歩して。

どうにかこうにか毎日を消費する毎日の始まり。

 

五月、いい季節のはずやけど記憶がない!

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どこに行こうか迷っていた。誰にも会わずに元恋人とひたすら一緒にいた。そういうときって、彼がいないと生きていけないという気持ちになるよね。

冷凍食品を詰めただけのお弁当をつくって散歩に出ようとしたら雨が降ってきてとてもとても悲しくなった。

どこか遠くへ出稼ぎみたいなことをしようという作戦を練った。自分のいる場所がここではないはずだという落ち着かなさを抱えて。

紫陽花のつぼみが膨らんで、季節はまえに進むのに、自分たちだけがどうしていいかわからないまま徘徊していた。髪の毛を明るく染めた。働く方がいいのかどうかもわからなかった。

 

六月、実家に戻って窮屈な日々

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淡路島に旅行に行ったり、アルバイトしようとしてみたりした。元恋人がカナダにはもう戻らないかもしれないと言った。私は裏切られたような気持ちになったが、生活があるのだということを、彼の実家に訪問したりして、痛感した。

人には生活がある。生きていきたいとか幸せになりたいとか、楽しく過ごしたいとかとまったく違う場所に、生活というのはある。

お腹がすくことと毎日ご飯を食べることは違うのかもしれないと思った。今振り返れば、やけどさ。

TOEICを受けてみようかという気持ちになったり、アルバイト先を見つけたり、少しだけ歩き始めた月だったのかな。

 

七月と八月、実家を出たり彼と別れたり

 

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元恋人とキャンプをしたり 名古屋に旅行に行ったりしたが、もう彼のまえで、彼の望む自分ではいられなくなっていた。上機嫌で五感を研ぎ澄ましていて彼を大好きで現在しか生きられない楽天家の私を失っていた。

愛されるべきでない状態なのに好きでいてくれる彼と自分の噛み合わなさに苛立った。

働き始めたバイト先は話の合わない年下ばっかりでしんどいし、自分はなにをやっているんだという意識ばかり目立った。

そんななかで毎週のようにどこかへ(気を遣って)連れて行ってくれる母との食事はめちゃくちゃ心の支えになった。美味しいものを好きなだけ、いっしょに食べられるというのはとてもいいよね!あー、ヒルトンのバイキングはめっちゃ楽しかったなあ。

家でやったピザ作り(冷凍のピザに好きな具材をふんだんに乗せるだけ)も楽しかったし美味しかった。食事というのは、美味しいだけではだめだと私は思う。少なくとも、私にとってはだめだ。エンターテイメントであってほしい。目に見える、舌で味わえる以上の体験。食べるのって大好き!

必然、人生でいちばん太っていた時期だ。この夏から秋にかけて。

 

九月、引っ越しで余計にひとりになる

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憎しみ溢れる実家から出て、大阪にて一人暮らしを始めたのが九月。元恋人と会う頻度は減った。

初めて、飲み過ぎで救急車に乗った。ほんまに反省してます。何度も「死んだ方がましや」と呟いて看護師さんに励ましてもらった。ほんまに死にたかったんかな?

自分の価値が底まで落ちていると感じていた。なにもかもが無意味に思えた。誰にも愛されないんだというへんな確信。ひとりぼっちだった。

九月半ば、久しぶりに会った大学の同期の一言でダイエットを決心して、ちょっと頑張った。ほかの人から連絡がきたりうまくいかなかったりして、否定されたり拒否されたりすることへの絶望。

九月の終わり、時期が時期にも関わらず東京の友達に会いに行った。まだ人間的に回復してなかったけど、ジンギスカンがべらぼうに美味しかった。

大好きだからずっと友達でいてほしいと彼女たちに言った。そんなこと言えない人間やったはずやのに。沈んでいて、本来の自信をすっかり失くした私にも優しくしてくれることが意外だったし、だからこそ好きだと言えた。気がする。

 

十月、わりと働いた気がする

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ひとりでお月見をした。お団子をつくったりして。

体重はそんなに変わってなかったのに、ラルフローレンで試着した半袖のワンピースが自分にとても似合ってびっくりした。人間としての自信をなくすとともに、たぶん、女であることを楽しむってことも忘れてしまっていたんやろうな、と思った。

母に連れて行ってもらった滋賀旅行で、自分が言った言葉を覚えている。「なにもかも上向きになるときが必ずくるし、沈んでるときにもそのことだけは覚えとかないといけないね」って、自分の好きな英語の歌の受け売り。母は「そう思えてよかった」と言った。

東京で友達といっしょに買った派手な服を皮切りに、自分の趣味がだんだん派手になってきたのもこの月かもしれない。好きなものを身に着ける自分を好きになり出したのかも。

新しいことをしようと思い始めた。コロナでシフトが削られたことがきっかけでパソコンのことを勉強しようとしてみたりしたり、インスタのアカウントを新しくしたら友達数人から連絡がきて、会うことになったり。

新しい風が吹き込んで、十月の終盤に、なにくそ根性が戻った。ふつうのレール? そこから外れた自分? 合わせないとと焦る気持ち? くそ、くそ、ぜんぶくそ。I don't give a shit,まじで世間がどう思おうとくそどうでもいいぜ、という自分の復活。

 

十一月、取り戻した元気とふたたびのジャニヲタ

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いっぴに会った友達のせいでSixTONESにハマってしまった。

それまで漠然と男性との出会いに飢えて? なんか、彼氏欲しい的な月並みに、二十三歳女性として、人肌恋しさにじりじりしていたのが、SixTONESのおかげでなくなった。たぶん、だからこそもっと見た目の派手さに拍車がかかったのかと思う。

髪の毛を短く切った。そんな自分の姿を見て、一生ショート宣言をした。美容室で。

和歌山の友達に会ってもらうために白浜旅行に行って、和歌山という土地をすごく好きになった。素晴らしき和歌山。海も川も森も山も温泉もぜんぶあって、なにもかもが新鮮で美味しい。くじらの揚げ物も食べて楽しかった。

人とたくさん会って、寂しさをどこかへ押しやった。友達のことを素直に好きと言えるようになってきていた。

お酒を飲んで好きな服やカバンやアクセサリーを買って美味しいものを食べてダイエットをして、そのほかの時間はずっとSixTONESを鑑賞した月。

でもたぶん、やっとこさ自分が自分に戻ってきたような、大切な月だったと思う。

 

十二月、人と会ったり会えなかったり

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会えた人のことはとても好きになった。そういう気持ちにも更新ってあんねやなあって。一方で失礼な連絡の取り方をして遠ざかったしまった人もちらほらいて、でもそれはそれでいつかまた会えるときがくるやろうなって思った。なんでもいい。会えるなら会えばいいし会いたくないなら無視してくれたらいい。そう思えるのは、自分にとって大切で、関係を更新し続けなければならない人がいるから。

丸々一週間人と会わないなんて当たり前やった季節を忘れるほど、毎週人と会って喋った。バイト先にもようやくなんとなく馴染み始めて、喋れる人も現れて。

唯一の地元の友達がよく構ってくれるので、遠出もわりとした。

いま一番近いところにおる友達ふたりが同じような異性への苦しみを味わっていてやきもきしたと同時に、自分がこの先人を本気で好きになることってあんのかなと不安にもなった。

愛されることがいちばんやと思ってる私に、わかることなんてなにひとつないんだろう。

とか言いながらやることと言えば毎日ひとり晩酌、な十二月。

クリスマスにバイトしたり鳥取砂丘まででかけたり。カナダにはもう戻らないことにしようかなと決め始めたり、興味のあることに繋がるものに手を伸ばしてみたり。

直近で言ったらジビエの美味しさに気づき始めた自分の舌の成長にびっくりしていたりしていたりします。

 

振り返って書いてみて思ったけど、九月ぐらいまでずっとめちゃくちゃ暗いな!暗かったな今年!知らず知らずにいたコロナ禍にもみくちゃにされていたりしたな!

楽しいことも確かにあった、元恋人と過ごした時間はほんとに楽しくてプレシャスだったけど、つねに不安はつきまとったし。

いるべき場所と違うところにいるという強烈な違和感が横たわり続けた2020年だった。けっこうしんどめの年だったのだ。

言わずもがな家族を失った2015年は自分のなかで、最悪の意味で特別な年だったが、それ以来は不幸をベースになんとか楽しんでやってきていた。

しかし2020年。はあ。予想だにしない世界規模の災厄。その渦中で翻弄された前半。そこから抜け出せた後半がなければやばい年やったな。

思い切り尻上がりの年。でした。ひと文字で表すなら? やっぱり友達とはちゃんと繋がっていようということで「」かなあ? おいおい。とんだbull shitだな。

 

来年も好きな服を着て好きなアクセサリーをつけてゴールドの装身具を増やして美味しいものを楽しみながら食べて友達と遊んでもらってお酒をほどほどに飲んでぼちぼち働いて勉強して未来に備えて興味のあることに手を伸ばして正しいと信じられることをして、感情的に、他人に唾吐きかけながら、優しく、いきたいね!!!

抱負は、ええと、しんどくなってもしんどくなくなるときがくることを信じてしんどくなりすぎないこと!!人を大事にしようとすること!!!!いいね!!あと頭使って勉強すること!!!!英語を勉強し続けること!!!わかったか!!!あや!!!!!!!!!

 

じゃあ、よいお年を!!!!ラブユーガイズ、アンド、ラブミー!!!