またジャニーズの話してるやん

 

 

 

言うなれば本棚である。

私自身が なにかとなにかとの共通点となり、なにかをなにかから切り離す。

人間とはそれぞれに本棚である。

 

人間とはそれぞれに、本棚である。

         いのうえあや(1997〜)

 

なにをなにと同じ棚に並べ、なにとなにを離してもよいのだ。

 

 

 

 

私は中学生の頃から飛ばし飛ばしジャニヲタだ。(❤️は好き度です)

中1〜高3:関ジャニ∞ ❤️❤️❤️❤️(当時の好き度)

2020.9〜現在:SixTONES❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️

2021.8〜現在:Travis Japan❤️❤️❤️

ジャニーズならなんでも好きというわけではなく、だからこそのヲタブランクでもある。

加えて3年前からのジャニーズ事務所 YouTube事業への進出、というのはとっても大きかった。

圧倒的に門戸を広げ いわゆる旧態依然の「とにかく公式グッズ購入ヲタク」にまでは至らない層からお金を引っ張ることに成功したのである。それに伴い、私もお気軽お手軽にSixTONESにずぶずぶハマってしまった。

 

 

 

そう考えると、ジャニーズ事務所YouTubeを始める前と後ではなにもかもが圧倒的に変わってしまっただろう。

 

入り口問題もそうだ。ハマるにはまずDVDやCD、雑誌などの媒体が不可欠だった。

だからこそ リア友にジャニーズヲタクがいなければそもそも、グループの良ささえ知り得ないことが多かった。テレビでたまたま見かけてビジュアルからハマる(なにしろテレビではよそ行きの顔をしているタレントは多い、グループ内でこそ彼らの良さは引き立つ、つまりありのままが昔も今もジャニーズタレントには求められているのだ)なんていうヲタクはかなり少数派になってしまうだろう。

 

また、収益問題もそうだ。

今までであれば、ジャニーズJr.の可能性というのはとてつもなく限られていた。彼らは、端的に言えば"お金にならない研修生"だったのだ。単体では売れないバックダンサー。ダイヤの原石ではあるものの、まだ小粒すぎて磨けない、価値の決定できない子ども達。

だから彼らにお金をかけるよりも、デビュー後のグループにふんだんに投資した方が堅実で、その格差さえもジュニアにとっては刺激になりうるし、というそういう構造こそがジャニーズ事務所!だ!みたいなところもあったのだろう。

それが今、ジュニアのなかでもグループを組むことができ、人気も獲得できていれば、確実にお金になる!方法があるのだ。YouTubeの広告であったり、いわゆる"案件動画"によって企業から直接お金を引っ張れたりする。

 

 

ジャニーズJr.のひとつの区切りの年齢が設定されたことは記憶に新しい。

「ジャニーズjr.の活動は22歳までとする」、「活動継続には事務所との合意を必要とする」

という決定が2021年1月に報道された。

つまりは、事務所自体が「もう極力タレントを消費しない方向に持ってくよ」と 宣言したということだ。

デビューという上からの圧倒的かつ理不尽な通告をただ待ち、アイドル適齢期を超えてずるずる活動してしまって社会に出ることもできない、そういう苦しい状況に陥っては潰れていったタレントはたっくさんいたんだろう。

人生で一度もアルバイトをした経験がない、なんてこと、彼らのなかではザラなのだ。ZARA

 

 

 

………って……………

べつにジャニーズ事務所について語りたかったわけじゃなかったのに…………。

 

私が好きな、好きだった、グループについて語りたかっただけなのに…………。

 

もういいので、また今度語るかも知らんけど今日はもういいので、とりあえずSixTONESTravis Japanのおすすめ動画だけあげときますので観てください。

 

SixTONES

SixTONES - Dance Game「ダンスジェスチャーゲーム」やってみた! - YouTube

SixTONES - Dance Game「ダンスジェスチャーゲーム」さらに盛り上がった! - YouTube

ジェスチャーゲームとダンスの融合。

本当に楽しそうにゲームをしているダンスうま20代男性を観るのが楽しくてうきゃうきゃしちゃうという動画。

純粋にゲームを楽しんでしまうSixTONES、いつも対決の概念がなくなってしまい、VSの垣根を超えて協力しちゃうのです。

彼らはほんとにお互いを貶さないしネガティブな言葉を言わない!

イカつくデカい男たちがわちゃわちゃしてるのに、観てると不思議と浄化される、これがSixTONESの魅力の入り口なのです……。

 

 

Travis Japan

Travis Japan【ワンナイト人狼】プライベートもこんな感じです! - YouTube

ワンナイト人狼

ゲーム実況?とかって誰でも大抵面白いけど、人狼を演技が上手い人たちがやるとめっちゃ見応えがある!

仲良しなだけにふつーに「きしょ!」「うぜぇ」「きめぇ〜」「だりぃ」とか言い合っちゃうのがトラジャの魅力やと思うの!

Travis Japan【俺は誰?】温活ゲームで体温上げまくれ !! - YouTube

体温上げれたら勝ちのゲーム。

ジャニーズによる案件動画にも関わらず、半分のメンバーが顔を見せない謎の変な動画。

 

 

 

SixTONES×Travis Japan コラボ動画

SixTONES【SP企画】vs Travis Japan 打ち上げ花火なるべく遠くから見る対決! - YouTube

SixTONES側から

 

Travis Japan【SP企画】vs SixTONES 打ち上げ花火なるべく遠くから見る対決! - YouTube

Travis Japan側から

 

 

また今度語るかもとか言ったけどちょっとだけ今日語る………

 

 

コラボ動画を観るとわかりやすいが、

トラジャのほうがストンズよりも いい意味で"ふつう"で、わかりやすく"頑張っている"のだ。

どのようにしたら面白いか? 誰がどうボケればいいのか? ボケに対してどのように対応すれば落ちるのか? 誰の目線を追えばよいか?

考えて話し合っておもしろいをみんなで作り上げる、それがトラジャであるというような印象を受ける。(あくまでYouTubeを見ての新規なので古株の人殴りかからないでください)

だからこそ ガチガチにリーダーを固定して ダンスでも動画でもおもしろ系でもシリアス系でも、ぜんぶの中心がリーダーなのだろう。

"おもしろい"の基準がそもそも、ユーモアセンスのあるリーダーに委ねられている感がある。

だから シリアス回では「リーダー、みんなを頼ってね」と メンバーが口々に言うのである。それだけ日頃からリーダーを頼っているということを、メンバーが実感しているのだろう。頑張ってるリーダー、それを支えるみんな、の図。

(そしてメンバー同士の距離が近い。物理的に近い。すかさず肩組む、手の甲にキスとかする。プライベートでも仲良し。すごく一緒に遊んでいるらしい。たんじゅんに、そういうの、好き!萌える!)

 

 

反して、SixTONESである。

彼らは なんというか型破りなのだ。

トラジャが "まじめ"な印象なら、ストンズは "おふざけ"。

リーダーがいい例だ。ストンズのリーダーは1年交代なのだ。去年はコウチ、今年は北斗。

リーダーだからと言ってなにをするわけでもない、たまに「じゃあまあ……今年のリーダー喋っとく?」という空気が訪れるか訪れないかくらいのものだ。

あるいは、ライブのMC。

彼らは決められた時間をいつも超えて喋りまくってしまう。それでスタッフに怒られ、そのことさえもネタにする。

そういういろいろ形式とかを たぶん 重視していないのだろう。あんまり興味がないのかもしれない。だからこそデビュー時に、 「デビュー嬉しいけど このままジュニアの可能性を伸ばしていけるならそこを目指しても良かった」的なことをメンバー口々に言ったのだと思う。

形は関係ない。道がないなら作ればいい!"売れる"という正解は先輩のやってきたやり方だけじゃない。………かっこいい………!!

YouTubeのオープニングトークでも、毎回カットされてしまうほど長々と喋る。自由に、しかし決して誰も傷つけない。馬鹿にしない。

(そしてメンバー同士の距離が物理的にあんまり近くない。あんまべたべたしない。プライベートでも ジェシー以外はそこまでメンバーと密に交流を持っていない。こんなに仲良しに見えるのに、である!!!そこがまた魅力だ。)

 

 

 

まとめると、

 

トラジャの笑いは、なにが面白いのか明確にわかる。天然ボケや わかりやすいボケがあり、キャプションやメンバーのツッコミや滑った空気によって視聴者は笑う。

ストンズの笑いは、なにが面白くて自分が笑ってるのかわからない。ツッコミ不在あるいは爆笑しながらのツッコミでこっちまでなんかおかしくなっちゃう。結局なにがおもろいんか?わからないのに面白い。

 

おまけで語っとくと関ジャニ∞の笑いは関西の笑いだ(った)。

横山くんとすばる君(私の語れる関ジャニは7人時代のみだ)が、まずダウンタウンをめちゃくちゃ好きなので 当時の"現代お笑い"をやっていたからだ。

ふたりは、喋り方とかトークのテンポとか丸々松本人志リスペクトなので昔のテレビ番組に触れる機会があれば見てみてほしい。

ボケてつっこむ。ボケてつっこむ。下ネタや一発ギャグ。誘い笑いや調和などいっさい無視の尖ったお笑い。

 

 

 

 

 

 

ほら、本棚だったでしょう。

私が好き、という共通点だけで3組を繋げ、比較してみた。

私にとっての………

ストンズの良さは フィジカル、歌唱力、自由度、平和な笑い、オラつきステージング、滲み出る自信、ナルシシズム

トラジャの良さは 一糸乱れぬダンス、仲の良さ、絶対的リーダーの存在、真面目さ、体を張るところ、意外と王道なパフォーマンス

ではないでしょうか。あくまで私の思う、ですよ!

 

 

 

結局もって3000字以上書いてしまいました。

ジャニーズ事務所の話から推しグループの話までしてしまいました。

まだまだ話し足りません。

 

昨日書いたブログ、「怖い人」を読んで思うのですが

私はなにもかもを自らの言葉で、自らの辞書に書かれた意味でしか表現しないのでなにかを共有することがめちゃくちゃ下手くそなのです。

私の使う「怖い」の意味がいまいち書けていないので、またちゃんと書きます。

 

私がジェシーちゃんを表現するときに使う言葉、

"半月の笑顔" "the man" "王様"なども、私固有の意味すぎるのですよね。

だからヲタク友達というのを作りにくいわけです。

 

ここまで書けばもうわかりますね?

あなたも ストちゃんとトラちゃんの動画をみて、ヲタクになっちゃいましょう😊

そんで私とヲタ友になろう。

 

 

ストヲタの友達がこのブログみてませんですように。トラジャにハマってること(=浮気)バレてまう。

 

 

では!寝〜〜〜