おとついに 起きた瞬間
これはパンだ
という発作が出て寝起きのままパン屋に行き3000円分くらいパンを買ったのが理由でたくさん冷凍庫にストックされているパンのうちもっとも好きなもの、ベーコンチーズ入りデカパンをアルミホイルで包んでじっくり15分かけてトースト解凍したものを食べたよ。
母は執念のパン好き。
それで アルミホイル冷凍&解凍が、パンのポテンシャルをもっとも高く保ったまま保存できる、ということを私は遺伝子を通して教わった。
秋晴れ、
ふだんは昼に起きるのに今日は早起きをしたため、まだ柔らかい日光に当たり
ああどうして春や秋の日光というのは 芽吹きたてのレタスのように柔らかいのかしら
植物のような緑の、それなのに無色透明のあの感触ったら ないわ。
そういう光に当たりながら、ベランダで
立って食べたパンの
表皮は茶色く 薄い層さくさく 中はもっちり たくさんのチーズとベーコン。
あれこそが至福の時でした。
どうして朝早く起きたのかというと
推しちゃんがバゲットという朝番組に出ると聞いていたからで、
しかしふだんテレビをみない私は知らなかった、その番組が関西では放送されていないこと。
なので推しの代わりにたらふくのパン。
あっためた麦茶と一緒に。
目を細めて風を感じて。
飛行船が飛んでたらもう完璧やのになあ、の気持ちで。
私には寝るときのタンクトップ、起きた後のタンクトップ、アンダーウェアとしてのタンクトップ、の3種類あって
パンを食べたときに着ていたのは 起きた後のタンクトップ、でした。
いま、着ているのはもちろん、寝るときのタンクトップです。
ヨギボーには 起きたときのタンクトップと、起きてるときのスパッツと、寝るときのズボンと、家にいるとき用のTシャツ(暑くて着られない)がかかっています。
そんなだらしないきっちり1人分の生活。
私はもう誰をもここには入れないことにしました。
椅子も机もソファもぜんぶぜんぶ1人用なので。
明日も晴れたらいいな。
友達とランチするから、パンは食べれないけどもベランダで、プロテインをシャカって飲もうかな。
じゃ、ね!