ジェシ〜ちゃん

 

 

 

かけがえのない言葉、

それは自担がこの世に雑誌を介して放った

「(もともとセクシーだが)俺は髭を生やしたらもっとセクシーだよ」

という言葉。

 

なんて客観的。

なんてジャッジーで、有無を言わせず力強く自信に満ちて否定を許さない、

なんて素晴らしい言葉だろう。

 

じっさい、わかる人にはわかるのだ。

彼がもともとセクシーであり、髭を生やしたら(もっとも、20代のジャニーズでメディア露出の多い彼に 髭を生やして仕事をすることは許されないため、私たちにはその姿を想像するしか許されていないのだが)もっとセクシーであることなんて。

彼をとても見ている人、彼をとても好きで応援している人、その大多数のなかにはそんなことは火を見るよりも明らかだ、と、感じる人は少なくない。

 

それなのに、わざわざ口に出して教えてくれている。わからない人にも。

わからない、というのはつまり、セクシーという言葉の用途やどういうものに使われる形容詞なのかピンときていない人々、その言葉自体のしっくりくる意味を自分のなかに持っていない人にも。

セクシーであるという形容詞は、こういうときに使うのだよと。

そうして、君たちが見ることのできる自分の像よりうんと外にも、自分は存在していて、そしてその存在にさえも価値をつけ、その価値を教えてくれている。

 

なんて優しい人だろうか。

 

彼は自分のすばらしさを 表現することについて努力を惜しまない。

自分をかっこいい、セクシーだ、頭がいい、人当たりがいい、冷静である、元気である、と述べる。

自ずから述べるのだ。

それは評価でも 分析でもなく事実であるために人々にすんなり行き渡る。

 

しかしもってそんなことはわかっていられるべきなのだ、言葉に出さなくても、誰にでも。

本人が言葉に出さなくても、メディアを通して彼を見ていればわかることなのだ。

 

そしてみんなが そのことを、彼の長所すべてを、なんとなく受信している。つねに。つねにというのはまあファンである限り。

なんとなくわかっていて、なんとなくすごくて、なんとなく眩しい、そんな抽象的で言語化の まだなされていない魅力を彼は自分自身で言語化してくれているのだ。

 

なんて 丁寧なんだろうか。

豊富でない語彙から、だからこそシンプルで原始の、選ばれて研ぎ澄まされた言葉で。

 

お酒を飲み始めてからコミュニケーションの形を大幅に変えたというほんとうは下ネタの大好きな言語力のあまり逞しくない彼が、本当にならもっと迂闊になってもおかしくないはずの彼が、選んで選んで選んだ言葉で自らを語っているから私たちは彼の魅力をちゃんとわかれているのだ。

 

なんて慎重な人だろうか。

冷静で、頭の回転が速く、判断力の鋭い、それなのにありのままであろうと努力する。

 

そうしてこんなにも完璧であるのにも関わらず、他人にはいっさい完璧を求めない。完璧を、どころか、なにをも求めない。

自分だけを信じている、他の要素にいっさい期待しない、

自分のやり方を知っていて、それを口に出して共有することはすれど、そこにはなんの期待もなく、自他の境界線を完璧に保っている、

 

ああ、素晴らしいジェシー

痩せてしまっても(しまっても?)、あなたの幸せが もちもちの幸せであることを願ってやまないです。

他人にいっさい期待しないし 自他を一緒くたにしない代わりに強烈に他者を求める彼は他人の目でもって自分のことを判断する、他人を通して自分の存在感を再認識して価値を高める、寂しがりやさんだから全員が彼を好きで、そのある種 歪で一見 一方通行な本当には真っ当に強固に成り立つ好意のベクトルの鏡がすべて彼の光を反射して彼を光らせるのでしょう。

 

なんか一時沈静化してたファン精神が最近また宗教化してきてて怖いな😔🙏

 

恋でも愛でも崇拝でもなく、ただ完璧なものを褒め称える気持ちなので純粋に 見ているだけなのです………。

何度 どれだけの期間 目を離してもずっと完璧なので困るな、と言いつつ完璧を確認することを更新し続けるのが彼のファンである者の唯一所有できる権利でしょう、なので、まったく困っていません。

 

こわっ