おとなピーターパン

傷つくことを回避するすべを豊富に持つ人間のことを「大人」と呼ぶのならもうずいぶんまえからそれに片足を突っ込んでいる。 大人というのは優しい。優しいのは傷つきたくないからだろう。人を傷つけることで自分も傷ついてしまう、それなら、人を傷つけるこ…

待ち合わせ革命

「待ち合わせ」ってものが苦手だった。 まあ今だってちょっと苦手。なにしろ普段から継続的に会う友達がいないから、みんな大なり小なり久しぶり。そういうコンタクトというのは緊張するから。 でも、苦手だった理由は別にある。 けっこう厳しいほうだった。…

豆大福頬張ってそうて言われるの

よく考えたら悪くないな 幸福そうな人間に見えてるってことやもん うまくやれてるってことやしな 甘いもん与えてくれるおばあちゃんなんかいーひんし ダイエットしてるから甘いもん食べたくないけど 和菓子食べる若者ってなんか印象良さそうやし

両手におばあちゃんにもらった豆大福持って頬張ってて欲しいって言われた

ねえそれって褒めてんの? 馬鹿にしてんの? 少なくとも前者ではないね

性について考えてみただけなので数日で消すよ!

性的なものアラート発令します そーゆー話が嫌な人は読まないでください しかもかなり個人的ですよ⚠️ まあ 嫌いな人がおるってことを わかってきたって時点で 成長してますね 私は あーよかった少なくとも成長してて あなたは 下ネタを好きですか? 私はもち…

コミュニケイトしようよ!

カフェでアルバイトをしているフリーターです。 お客さんは いろいろ来ます。 もちろん、お気に入りのお客さんというのがいます。 ほんとうに一瞬のコミュニケーションを通して、わたし達 店員はお客さんの表情を見、アイコンタクトを交わそうとし、素性を想…

アフター

夜中の十二時やそれ以降に 改造されたバイクが唸る。 朝はたまに七時から(たぶんなにかに反している)街頭演説が始まる。 酔っ払った人かなにかが大声をあげるのが聞こえる。 そんな場所に私はいま住んでいる。 寂しくて仕方ないときに見下ろすと文明がぎら…

あきがきたよね〜

秋は ほんとーに食欲の秋ですね すーしーからね なんでも食べられるね ラーメンからお鍋から アイスまでいけるからね ホットコーヒーから フラペチーノまで飲めるからね こないだまで ミドルぐらいの歳 以上の方が食べるもんやと おもてた柿 めちゃくちゃ美…

つぶやきが長いやつ

少し頭がいかれていたと言えよう。 とは言っても、この頃の私は常にとごかのネジが外れているあるいは緩んでいる感じがしているので、常時静かに気が狂いver.ではある。 大学生のころは煩く気が狂いver.やったかもしれない。 正気のときなんてしょーじきない…

it's done, people🤟

小説家になろうと思うのをやめようと思う。 自分の書くものが世間的に価値を持ちそれでお金を稼ぐことができるなんて信じられてたことこそがグノコッチョーという感じがする。 私というのはほんとうに何もできない。周りの人々が なにかひとつ これやったら…

箱のなか

好きなもの、ことはたくさんある。 江國香織の『神様のボート』という著作のなかで、「でもそれは"箱のなか"だ」という表現がある。 主人公のシングルマザー・葉子は かつて恋に落ち、必ず戻ると言って消えた男を待ちながら日本中を引っ越ししまくる。恋に…

出がらし

最近それはもう鬱々と暮らしていたのだけれども。 このところ人間との相性がどうも悪いみたいで 嫌な思いばかりしている。 永遠に戦いなのかもしれないと思うし、そばにいてくれるのは冷たく突き放しながら同調し共鳴する女の友達だけなのだろうな この先、…

腐りかけの果物を美味しいと感じる味覚

自ら死を選ぶに足る確信というのはたぶんあるような気がする。 それはなんとなく 「もう生きててもしゃあない」とか、「死んだ方がマシ」とかいうマイナスな感情ではなんとなくない場合があるように思う。 「死ぬしかない」という確信。 ときどき、「これし…

ポケットに文庫本

小説なんてものはゲームやYouTubeとおんなじ娯楽だ。 たちが悪いのは、話題の共有が難しいこと。 「あのゲームどこまで進んだ?」「あのユーチューバーの新しい動画みた?」、他の媒体には通用する楽しい仲間とのお喋りは、小説には発生しにくい。 読書とい…

夜景となにが違おう

胸が苦しいのは、すべての思い出がいま、輝いて見えるから。 その光は目の奥を焙り、大切な部分を鋭く焼き切る。 共に過ごした時間を思い起こすとき、そこには些細な気まずさがあっただろうにも関わらず、そんなものはとうに見えないほど小さくなって角が取…

夜のキラキラ

「夜」に隠れればなんでもできるのが日本やと思う。 どんなカオスも お天道様が沈めば許される。 さいきん、ちょっとのあいだ上本町に住んでたん。 常日頃から アンチ奈良、とゆーんでもないけど 奈良出身と言うのが嫌いでできれば大阪出身ですと胸を張って…

書くときは自分がいちばん上手いと思って書け それを読むときは自分がいちばん下手やと思って読め って話どっかで見たことあるけど私はこれを地でいってる 書く直前がいちばんナルシスト炸裂してる まじで上手いから書くの、見とけよほんまに〜とか思って書…

レイスとかカルチャーとか

バンクーバーに住んでいる。 つい先週、晴れた日が増え 働いていたカフェの客数も異様なほど増え、嬉しいけどしんどいなとか言ってたのにさいきんは雨。多め。 この土地にくるまで知らなかったんやけど、冬のバンクーバーは通称「レインクーバー」、誰もが当…

トウヒ

ばたん、扉を閉める音が響いた。深夜、自家用車よりも4トントラックのお客の方が多い。ばたん、もう一度響く。 龍二のスウェットはずり落ちて腰パンどころか腿パンだ。伸びをするのでへそが見え、低い気温も相まって寒々しい。 俺には運転ができない。つま…

旅 2

生い茂る常緑樹のまんなかを歩いてゆく。ときどき下へ降りる階段があるけれど、香梨はちらりと見るだけですべて通り過ぎる。 香梨の大きなリュックは布類でいっぱいで、なにか食べるものは、元気のチョコレートしか入っていない。 元気のチョコレートは、理…

えめぇ〜

自意識過剰とぜったいに思われると思うんだけどこういうときのために煙草を常備している私は女だ。 スカートの丈は短すぎずセーターの胸元は開きすぎないのに、飲み会で外の空気を吸いに行くためだけに煙草を持ち歩いている私はちぐはぐな女。 夏のそれは感…

ピエロイッシュ

君のところの紅葉はどうですか。 わたしのいるところの紅葉は素敵に赤いです。 雨の多い街にいま住んでいます。先週はほんとうに雨が降り通しでした。鬱になる。 じっさい、日照時間の少ない場所の人は精神疾患に罹りやすいそうです。 それでわたしというの…

バスが完全に停止した。ここからは歩いてゆかなければならないらしい。 乗客らはそれぞれの相手と囁きあっている。どよめきあっている。手段が断たれたときの対処が、楽だというのはひとり旅の良い点だ。 香梨は大きなリュックを背負って、通路を縫い歩く。…

ぜんぶぜんぶ忘れていくしかないのかな

キスをするので憤慨した。 恋に落ちる代わりに、寝る代わりに、特別にする代わりに、キスをひとつされたものだから。 深夜3時8分、それはかいた胡座のしっくりこなさと専門外の作業の進度といろいろ、あいまってしきりに眺めた時計へ最後の一瞥をくれた時…

鋸で切ったその断面

弟は覚えているだろうか。 私が17のとしのころ、夏はこんなに暑くはなかった。つまり人を殺してしまうほどには。蚊さえも狩りに行けないほどには。 本家はすこし田舎にあって、探検していない道は山ほどある。田んぼのあぜ道は急に終わり迷路になりうる。…

すだち

部屋は静かだ、音はある。 家のすぐそばに国道が通っていて、深夜でも車通りは多く、とくに今ごろの時間帯であればたまに頭の悪い爆音カーも過ぎ去っていったりするのだった。 でもこの部屋のなかは静かだ。俺からは音を発さない。俺たちからは音を発さない…

ほんだな

単純明快 わかりやすいということはいいことだ。少なくともわかりやすいということは、わかりやすいという長所を持っているからだ。 深いだとか 難解だとか ひとことでは表せないだとか そういう 複雑なのは悪いことだ。少なくともわかりにくいという目に見…

おきゃくさま

するすると流れていく こぼれ落ちていく 消えていく ほどけていく毎日をなんとか手元へ残しておこうとつける日記は未練たらしい。 消費している自覚はあるけど 1日いちにちに手をかけ 体重を乗せて 明日へ明日へその明日へ進んでいくしかやり方を知らないの…

あれもしようこれもしよう

花柄のワンピースで街に出たい、とつねづね、考えていたのでそうした。 赤の地に白の小花の散ったワンピース、赤いリボンの麦わら帽子、そばかすのメイク、ヒールのあるサンダル。 見てもらう人を設定せずにするおしゃれは清潔。しゅらりと、立てる気のする…

ビューティフル☆アドレサンス

ちょっとオカマ風味の18歳メキシカンボーイが、先週学校を卒業した 明るくて 冗談をたびたび言ってクラスを和ませてくれる子だった 学校最終日、70手前のおばあちゃん先生がみんなの前で彼にこう言った 「あなたは 強い心を持ってる素晴らしい子だから、誰か…