きょこう〜2021・秋〜

夢が輝くのはその他の時間=現実が裏にあるからだというのは まま聞くけども はたしてそうか 虚構がなによりも美しい、それは私のなかの絶対で、まあ、世間でもそうだろう、現実から干渉されない場所で 一般人が鑑賞するために捏ね上げられた作り物なのだから…

美しーン(最悪のダジャレ)

やはり、シーンに必要なのは物語である。 たとえばじゃあ 映画『ララランド』で、最後の最後、セブが微笑み、ミアが微笑み返すシーン。 そこだけ切り取ったって美しい。美しい男性と美しい女性の 微笑の応酬、単純な画としてそれは成立していると言っても過…

ヲタクに戻って1年になろうとしている

たとえばストちゃんの現場(ライブや舞台)に行くとき、母は気持ちよく送り出してくれる。 「楽しんでね!」または、「現実逃避してきてね!」 たとえばストちゃんの現場で、中学時代の友達大集結なんてシーンがあったとき。楽しかったよおおと母に報告する…

♪ぶっしゅってどういういみ〜?

自分、陰毛の話 いいすか。 日本人女性(東アジア人?)は世界的に見て ブッシュが豊富であるそうだ。 驚きなのは、あんなに戒律に厳しいムスリムのほうがパイパン率が高い。というよりも、あらゆる毛を整えるのが宗教的に良いとされてるらしい。 当たり前に…

セクシーおねいさん

自らの性別をはっきり女だと言えるときと そうでもないどっちつかずの両生類(カエル的な意味ではない、文脈で読み取ってね♡)であるなと思うときとがある。 たとえばもう いちばんこんなんが楽しいねんと言ってしまえるのがメイクアップのお時間だ。 ほんま…

またジャニーズの話してるやん

言うなれば本棚である。 私自身が なにかとなにかとの共通点となり、なにかをなにかから切り離す。 人間とはそれぞれに本棚である。 人間とはそれぞれに、本棚である。 いのうえあや(1997〜) なにをなにと同じ棚に並べ、なにとなにを離してもよいのだ。 私は…

怖い人

怖い人が好きだ。 去年の11月から大好きなSixTONESだって怖いし、8月中旬から破竹の勢いでハマっているジャニーズJr.のグループ、Travis Japanの、ちゃかちゃんこと宮近海斗くんも怖い。 その"怖さ"についてずっと考えている。 たぶんつまり、頭の良さだ。 …

たいむれす

ずいぶん遠くまで来た。 それでも地続きの場所に。 昨日の夜にやるはずだったストレッチを起きてからやる、今日の昼ごはんの残りを夜に食べる、そんな感じの地続きに。 人は死に向かって生きるんだなんて言葉が中学生の頃からぐらいの流行りだけども もはや…

発言力はないです

なんかもうほんまにやばいんやろうなという感覚ばかりがある。 なんかの歌でなかったっけ? ヒゲダンや! 「怪しい、おかしい、それ以外なにも感じられない私」 それだ。 学がないから、日本がまじで終わりに向かっていることはわかっても、どこがどのように…

積乱雲のもくもくい日に

休日である。 昨日からどちらかに行こうと決めていた。 ミイラ展(南港)か、食虫植物展(鶴見緑地)か。 体のサイクル的に、今日が早く起きられない日なのは分かっていた。 南港は遠い。 加えて、ミイラ。 ミイラって、つまり死体だ。 私はこの夏、死につい…

🍑可愛い💓女の子💫

世の中、可愛い女の子が多すぎる。 右見ても可愛い、左見ても可愛い、ひとつとばして可愛い。 白くて細くて、みんなノースリーブ へそ出し(言い方古すぎる)、身体のラインがぴっっったり出るてろてろのズボン(言い方古すぎる)。 どうやら、「可愛くなる…

反射した光があなたの目に刺さるとき

蓋についての話をこないだ、このブログで した。 嬉しいという感情に被せる、蓋。 それは茹で鳥をつくるときに、お鍋にぴたりと被せる蓋(ささみや胸肉の入ったビニール袋に液体塩麹をぶち注いで熱湯に30分沈めると美味しすぎる)。 それは思い切り振ったコ…

キャベツ

なんか 昔に書いたブログ見てたら 女は〜とか男は〜とか平気でめちゃくちゃ書いててどんびき 今の私は マスでは語らない すべてが個人的で 自分から出る感情的な言葉の主語は 私 でなければならないと思う 男の考えてることはわからん!とかふつうに書いてて…

デジャビュを和訳したよ

Olivia Rodrigoの『deja vu』という曲がめっちゃ好きだ。 好きすぎて聴きすぎて一回飽きてまた聴いてやっぱ好き、ぐらい好きだ。 なんといっても歌詞がいい。 なので訳してみようと思います。 営利目的じゃないし歌詞載せてもええよな? Car rides to Malibu…

ぴたっ

フランチャイズのカフェでアルバイトをしている。 軽めの接客業だ。シアトル系カフェで、セルフスタイルだから。 それでもまあ、客と接する時間は多い。 イケメンの男は不必要に 目を見てくるな とか、 某お笑い会社の社員の女のほとんどは愛想がとにかく悪…

め、め、め

鈴は、座って眺めていた。 大きな駅の ビール屋は空いていて、テラス席に座っているのは鈴だけだ。 フライドポテトをつまみながら、パイントで注文したビールを飲む。 男、男と女、女と女と女、男と男と女、男と男、女、女、男と男、男。 ひとりで歩く者はス…

おくそこ

催眠術かかりに行った。 楽しかった話は またする。 取り急ぎ 記しておきたいのは、催眠療法の導入みたいなやつをしてもらったときの話。 簡単に言うと、段取りは それぞれの草原をイメージ→そこに扉があるイメージ→それを開けたらどこに出る?→さらに次の扉…

ゴージャス、ユー

「当たり前じゃん、大好きなんだから」 今日は開襟シャツ、三つ目のボタンまで開けて。 情慈はこちらへかがみ込む。ハイウェストの黒いパンツ、そのゴムにたくし込まれた銀色のシャツを内側から、見てしまう、タンクトップもなにも着られない胸板。触れずと…

捧げる

あなたは私に背を向ける。 なにを言うでもなく、それなのに私はその意味がわかる。美しいうなじ、回されたネックレス、その両端を預けるように心持ちこちらへ差し出された両手。ちょうど、磔にされるために差し出されたような、その両手。 大きく背中の開い…

すきなもの

鉄板焼きになど連れて行って貰えば、 黒毛和牛とか霜降りとかナントカランクとかじゃなくて アメリカとかオーストラリアの血が滴るようなお肉が食べたいなあ と 胃を悪くし、気分も悪くなってしまう人間です。 スーパーで買った1パック600円の牛肉を2日かけ…

パイルアップ

私の担当はめちゃくちゃにポジティブで太陽のような人、王様、なのだが〜 それによってこのところの私の精神衛生はクリーンに保たれているのだが〜 彼がいつもいう言葉に、 「年齢なんて関係ないよ」というのがある。 その通りだ、それが真理だ、なんてった…

おたく

月曜から夜ふかしが やっていたのでなんとなく観ていたら 出てきた、初音ミクやラブライブ!ファンの男性たち 彼らは 現実の恋愛なんて要らないと言う、それぞれの推しが自らに語りかけるのだと言う、勇気をくれて生きる理由を得るのだと言う、それを茶の間は…

桃とクチナシ

初恋の人の夢を見た。 私はもちろん彼に恋をしていた。 彼はなにか 家庭環境のような 根っこの深い問題に 頭を悩ませていて "だから"私とはどうにもなれないと言った。私が交互に組むように繋いだ手を、こんなふうには繋げないと きょうだいのようなそれに繋…

he got me

博多に行ってきた。はるばる、五時に起きて。 結論から言うと虜だ。まあ、博多へ行かずともそんなことはわかっていたはずだった、なのに、じゅうぶんではなかった。 というよりも、すべてを更新し続けているというだけなのだろう。 最前列だった。彼は目の前…

夜々

たしかに楽しかったと、ふと思いだす夜は、たくさんある。 理由があって彼にはもう長いこと会っていないが、母と母の恋人と三人で食事をした夜のこと。 あれは私が帰国したての三月で、美味しいお肉を食べに連れて行ってもらったときだった。三度目だったろ…

いつも同じこと考えてら

さいきん、1週間に1つ、お題を決めて英語でパラグラフを書いている。 くだらないお題ばかりだ、人は一度も会わずに誰かを好きになれるかとか、どうしてゴキブリはあんなに恐ろしいのかとか、SixTONESは他のグループとどう違うのかとか。 しかしまあ、英語で…

かがやき

あなたは駆け出した。 開いた扉、空気の抜けるマヌケな音、それをよーいどんのピストルがわりに。 ぐううと地面についた右足に力を込めて、左足の着地点を無意識に定め、そしてまた左足に力を込めて、大きな歩幅で。 循環しているはずなのに溜池の水のような…

母になるなら

母になるなら 聖母になりたい。 性格 性別 趣味 思想 欲 嫉妬 羨望、思考さえ捨てたい。 名前も要らない。お母さんという名前になりたい。 まあ無理なので母親にはならないんだろう。 今のバージョンの私は。 母子家庭で育った友達は多い、 私たちはよく「お…

せいかつ

生活。 わたしにはそれが欠けている。 切迫した人間の生活。当たり前の出入り。保たれたれるための秩序。それらがまるっと欠けている。 言ってしまえば排水溝の掃除だってするし(成長)、換気扇のフィルターの掃除もするし(これも成長)、ゴミ出しだってす…

パルスイート

頭痛には甘いものがある。 甘さというのは必ずしもポジティブなものではない。 お砂糖のたっぷり入ったコーヒーなど飲めたものではない。 とにかく甘い頭痛は手足の血管まで侵すので身体はびりびりと輪郭を弱めてしまう。 電車で寝てしまったあととか 低気圧…